◇Clown Act◇⇧


「第一、なんでイースまで死ぬの?流れ的に負けた私が死ぬんじゃなくて?」


「逆にキミだけ死ぬことのなにがいいの?」


「それどういう質問?私たちは敵対関係。あなたと勝負して、負けたほうがペナルティを受ける。今までの定石。たとえそれが死ぬことだとしても、二人一緒にとはならないでしょ」


「ハハア、怖いなぁピエロちゃんたら。いつのまにそんな死ぬことに慣れてきたんだい?」


「真面目に答えてよ!私が負けたのになぜかイースも死にました~だなんて謎すぎるし、戦う意味がないでしょ!」


「いいじゃねーかよ、一緒に死んでも」


「いやいやよくないわ!あのさぁイースはどんな気持ちで提案してるの?大嫌いなピエロ女と心中するだなんて、頭打った?」


「大嫌いだけど……ほら言うじゃん。死なば諸共ってサ」


「私はイースの気持ちを聞いてるの!50%の確率で私とあの世行きなんだよ?無念すぎない?」


「……」


「なんていうかさ、アンタはムカつくし大嫌いだし敵だけど、どうせ勝ったんなら死なないでよ。」




あんなにうるさかった応酬がぴたりと止んだ。



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