◇Clown Act◇⇧
「勝負は君の勝ちだ。よってボクは、キミだけのピエロとなる」
「いや、いいよ。そこまで全力100%じゃなくても。私はあなたとトモダチになれればそれで嬉しいっていうか……」
「ほう?これまでのやりとりをしかとその目に映してきておいて、出てきた感想がそれか?あいかわらずどうしようもないアホだな。あきれるよ」
声のトーンはいつもの軽口そのものだが、イースの目の端はピクピクと引き攣っている。
「残念ながらボクの中には0or100しかないんだ。尽くすと決めたら尽くす。たとえそれが、不細工で大嫌いなピエロだとしてもね」
「……」
「一緒に死んでくれるって、言っただろう」
指を鳴らす音が抜けるように響いた。
イースの手に光るリングが発現する。