彼は推しと瓜二つ
音「社会人なったばかりの時からかな?
…私、有名人とかでも、こんなにハマった人はMITSUKIが初めてなんだよね。」

かなえ「ふーん…。
最近は生MITSUKIに会ったりしてないの!?」

音「ライブはしばらく行けてないんだよねー…。
最近は配信ライブとか歌番組に出てる事が多いし、そっちで見る事が多いかな。」

かなえ「…そうなんだ……。早くMITSUKIに会えると良いね♡」

音「うん。仕事が休めたら次のライブは行きたいな。」

かなえ「……そっかぁ。大変なんだね。
…あ、音ってこの後は時間大丈夫?
2人はここ出たらもう帰らなきゃいけないみたいなんだけど、私もうちょっと音と話したいなと思って。」

音「明日は遅番だし、全然大丈夫だよ。」

かなえ「良かったぁー。じゃあここ解散したら隣のカフェ行こっ!」


会計を済ませ、一緒に店を出る4人
音とかなえ以外の2人は帰っていく。


◯お店の隣にあるカフェ

平日の夜遅い時間のため店内のお客は少ない

ホットドリンクを買い、かなえ人気の無い店内の奥の方の席に座る


かなえ「音が残ってくれてほんと良かったぁ〜。
2人は彼氏と一緒に住んでるからさー。」


音「2人だけで話したい事でもあったの…?」


かなえ「まぁ、それもあるんだけど……。

音ってさ、本当はモデルやりたくて、ずっと諦めきれてなかったんじゃないの?」

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