期待、するから

このままではまずい。

直感は焦燥感となり、俺を動かす。


三年生になっても同じクラスになれるとは限らない。

今、解決しなければ、今後はもっと避けられるかもしれない。


「春休み、一緒に勉強しねぇ?」

断られるかと思ったけど、訝しげにしながらもオッケーをくれたことに胸を撫で下ろす。

お互いに空いてる日に学校に集まって、やっぱり何となく変な瑞稀の態度に焦りに焦った。



4月1日。エイプリルフール。

この日をXデーにする。
そう心に決めた。


瑞稀に告白する。


多分、瑞稀は信じないだろう。

最悪、今よりも避けられるかもしれない。


でも、少しだけ望みがあるのなら、これを機に意識してくれるようになるかもしれない。


もし俺の告白を信じたとして、断られたら、その時は嘘だと言うべきだろうか。


嘘の告白なんてあまりにも最低だけど、振られた時のショックで、そんなことまで頭が回るとも考えにくい。

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