もつれた心、ほどいてあげる~カリスマ美容師御曹司の甘美な溺愛レッスン~
「それで、もうなんか、すべてのことが億劫になってしまって眼鏡に変えました。コンタクトだとしょっちゅう眼科に通わないといけないですし。会社ではその状態が半年ほど続いて、それとなく上司に相談したこともあったけど、結局、解決することはできなくて」
話をしている間、玲伊さんは顎に手を当てて、考え込んでいるようだった。
「祖父が亡くなったのが同じ時期で、書店を継ぐことを口実に、結局、うやむやのまま、逃げるように辞めてしまいました。店を潰したくない気持ちも、もちろんあったけれど、あの会社にいたくないというのも大きかったんです。人前に出るのが怖くなってしまったし」
玲伊さんはひどい目にあったのが自分であるかのように顔を歪めた。
「なるほど。浩太郎がその話を聞いたら、会社に怒鳴り込みにいっただろうね」
わたしは頷き、話を続けた。
「親にも言えませんでした。もう大人なのに、いじめで悩んでるなんて。とにかく、わたしがぐずぐずしていたのがいけなかったんです。それでよけいに問題がこじれちゃって」
そう言うと、玲伊さんはさらに眉根を寄せて、少し強い口調で言った。
話をしている間、玲伊さんは顎に手を当てて、考え込んでいるようだった。
「祖父が亡くなったのが同じ時期で、書店を継ぐことを口実に、結局、うやむやのまま、逃げるように辞めてしまいました。店を潰したくない気持ちも、もちろんあったけれど、あの会社にいたくないというのも大きかったんです。人前に出るのが怖くなってしまったし」
玲伊さんはひどい目にあったのが自分であるかのように顔を歪めた。
「なるほど。浩太郎がその話を聞いたら、会社に怒鳴り込みにいっただろうね」
わたしは頷き、話を続けた。
「親にも言えませんでした。もう大人なのに、いじめで悩んでるなんて。とにかく、わたしがぐずぐずしていたのがいけなかったんです。それでよけいに問題がこじれちゃって」
そう言うと、玲伊さんはさらに眉根を寄せて、少し強い口調で言った。