【書籍&コミカライズ】魅了持ちの姉に奪われる人生はもう終わりにします〜毒家族に虐げられた心読み令嬢が幸せになるまで~
「ほら、普段着ている服じゃ目立つし、お忍び用の服にしなきゃいけないんだけど、オティリエがどんな服装が好きかわからなくて。それから、できれば色合いや雰囲気はできれば少し寄せたいなぁって思ってるんだよね」
「なるほど。そのほうがグッとデート感が出ますからね」
エアニーが言うと、ヴァーリックは恥ずかしそうに「うん」とうなずく。エアニーはまた、心のなかで悶絶した。
「服だけじゃなくて、明日行く場所も――王都のどこに行くか迷っているんだよね。オティリエに少しでも楽しんでほしいし喜んでほしい。それから……カッコいいと思われたい。不慣れな感じとか、迷っているところとか、悩んでいるところを見せたくなくて、それでエアニーに相談しようと思ったんだ」
「そうでしたか」
(ああ、なんて――)
――なんていじらしいのだろう! 普段の凛とした印象とのギャップが大きい分、余計にそう感じてしまう。
「なるほど。そのほうがグッとデート感が出ますからね」
エアニーが言うと、ヴァーリックは恥ずかしそうに「うん」とうなずく。エアニーはまた、心のなかで悶絶した。
「服だけじゃなくて、明日行く場所も――王都のどこに行くか迷っているんだよね。オティリエに少しでも楽しんでほしいし喜んでほしい。それから……カッコいいと思われたい。不慣れな感じとか、迷っているところとか、悩んでいるところを見せたくなくて、それでエアニーに相談しようと思ったんだ」
「そうでしたか」
(ああ、なんて――)
――なんていじらしいのだろう! 普段の凛とした印象とのギャップが大きい分、余計にそう感じてしまう。