僕らは今日死んだので、これから先は天国です
充実した毎日を過ごすうちに、季節は春に変わっていた。

「桜の季節ね!お花見に行かなくちゃ!」

「お花見か。久しぶりだな」

「え!久しぶりなの!じゃあ、楽しさ2倍ね」
 
相変わらず、一葉の考え方は優しかった。

そんな一葉の考え方に僕は今日も救われている。

僕達は、近くの桜の名所まで向かうために電車に乗った。

僕達が電車に乗っていると、小さな男の子がお母さんと一緒に電車に乗りこんでくる。

男の子は手にペットボトルのジュースを持っていて、前を見ていなかったようで僕にぶつかった。

緩んでいたペットボトルの蓋が床に落ちて、僕の服に少しジュースがかかってしまう。
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