僕らは今日死んだので、これから先は天国です
いや、何か検査に来た可能性もある。それでも、何故か心がざわつく。

「一葉!」

大きな声で叫んだ僕を一葉が振り返る。

「瑞樹!?桜の場所ってこの辺だったの!?」

一葉が嬉しそうに僕に駆け寄って来る。

「一葉、なんで病院から出てきたの?何かあった?」

「あー……うん、ちょっとね。大丈夫、ちゃんと話すから。だから、私をさっきの桜の場所に連れて行くこと!」

一葉はいつも通り明るく笑った。

桜の場所に一葉を連れて行くと、一葉は嬉しそうに駆け回る。
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