僕らは今日死んだので、これから先は天国です
「わぁ、本当に綺麗!来て良かったわ!」
「それで、一葉……」
一葉は僕の方を振り返り、そっと僕の横に歩いてくる。
「瑞樹、あの日、瑞樹と私がこの世界を天国にした日があるじゃない?あの日ね、私、病気を宣告されたの。別に、ちゃんと治療を続ければ死ぬ病気じゃない。でも、ずっと付き合っていかなければいけない病気。なんかさ、私、絶望したの。別にね、本当に死ぬつもりなんてなかったのよ?でも、なんか危ない場所に行ってみたくなった。そしたら、私より前に本気で死のうとしてる人がいたの」
一葉は僕を指差して、少しだけ笑う。
「それが、瑞樹。びっくりしたわ。それでも死んで欲しくなくて、必死に抱きついた。私と瑞樹はあの日、会ったこともなかったでしょ?それでも、私、死んで欲しくない!って本気で思った。それでやっと気づいたの」
一葉が僕の手を取り、ぎゅっと両手で包み込むように握る。
「それで、一葉……」
一葉は僕の方を振り返り、そっと僕の横に歩いてくる。
「瑞樹、あの日、瑞樹と私がこの世界を天国にした日があるじゃない?あの日ね、私、病気を宣告されたの。別に、ちゃんと治療を続ければ死ぬ病気じゃない。でも、ずっと付き合っていかなければいけない病気。なんかさ、私、絶望したの。別にね、本当に死ぬつもりなんてなかったのよ?でも、なんか危ない場所に行ってみたくなった。そしたら、私より前に本気で死のうとしてる人がいたの」
一葉は僕を指差して、少しだけ笑う。
「それが、瑞樹。びっくりしたわ。それでも死んで欲しくなくて、必死に抱きついた。私と瑞樹はあの日、会ったこともなかったでしょ?それでも、私、死んで欲しくない!って本気で思った。それでやっと気づいたの」
一葉が僕の手を取り、ぎゅっと両手で包み込むように握る。