幼い頃、ゆびきりをした人は次期社長候補のあなたでした



次の日の朝「今日親父のとこに行く時間ある?」と聞かれた。

「夕方からなら大丈夫ですよ」

「ありがとう」

怜花は課長に相談して副社長が病院に行くらしいから私達からの社長のお見舞いを渡して来ましょうかと相談して代表して私が行くことに…

副社長に話すと「直帰にしようか」

「いいんですか?」

「もちろん」

副社長の電話が鳴った。

「うん、うん」電話を切ると「兄貴が企画部に来たらしい、ちょっと行ってくる」

「はい」と言うと社長室を出ていった。

そうだ今のうちにお花の手配に行ってこよう。



「お疲れ様です」

企画部の会議室に顔を出した雅臣は「副社長!」と社員が立ち上がったのを見て座ってと手でジェスチャーをした。

今日は9月の創立記念パーティーの記念品の打ち合わせだった。

兄貴の会社が手がけてくれるらしくて連絡は入っていたのだ。

企画部の話を聞きながら会議を見ていた。

資料も見せてくれて記念品候補のリストを見て雅臣は線を引いていく。

龍斗は雅臣を見ると「使い捨てでも構わないですか?例えばボールペンとか?」

龍斗も他人のフリをして敬語で話す。

「大丈夫です、また65周年や70周年に作ればいいので…みなさん持って帰るのが大変なので重いものは避けましょう」
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