ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
 準備は滞りなく進み、尻尾祝いパーティーの当日が来た。
 今日は青弓亭の定休日なので、ミメットとコレットも招待することができた。

「綺麗なワンピースまで用意してもらって、助かるよ。鮮やかな黄色に焦茶のコンビカラーがキジトラ猫の色合いを引き立ててるね」

「はい、ミメットさんの精悍な感じと美しさが際立つデザインですね。わたしのワンピースは水色から緑へのグラデーションが素晴らしい、ドリュアドのわたしにぴったりのデザインです。サランティーナ王妃様はわかってらっしゃいますぅ」

 王妃によそ行きの服をプレゼントされて、ふたりはご機嫌だ。青弓亭の三人娘のワンピースには、花模様のレースがさりげなくあしらわわれていて、お揃いになっている。「さすがは王妃陛下、細やかな心遣いとセンスの良さが際立っているね」と感心されている。

 ドレスアップした三人は、王家の迎えの馬車に乗ってお昼前に王宮にやってきた。
 このパーティーはエリナの尻尾を祝福すると同時に、エリナからの『無事に尻尾が生えたのは皆さんが見守ってくれたおかげです』という感謝の気持ちも込められているので、早めに会場入りしたエリナがお客を出迎えるのだ。

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