ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
 そんなふたりを見て、セラはいい笑顔をした。

「それじゃあ次は、こっちの大きなお子さまですね!」

 彼はルディの腕にふたりの女の子を預けると、なんと、ウィリオ王子とルールーを担ぎあげた。

「うわあっ、なんだ!」

「きゃあっ、セラさんっ!」

 力持ちの森エルフは「そうれ、くるくるー」と言いながら、ウィリオ王子とルールーを絶妙なスピードで回した。

「うわあああああ」

「きゃあああああ」

 ルディの右腕に抱っこされたエリナは「すごいにゃ、セラさんは力持ちなんにゃねー」と拍手をし、左腕に抱っこされたパティは「うふふふ、楽しそう! 森エルフのお兄さん、すごいすごい」と喜んだ。

「マーレン国の遊びは面白かったにゃんね」

「うん、とっても面白かった! 今度、お父さんにもやってもらいたいな」

「じゃあ、わたしはルディさんにやってもらおうかな」

 狼隊長は「俺か?」と驚いたが「うむ、エリナが望むならば、あの技を身につけるぞ」と、気合いを入れてセラのくるくる遊びを目に焼き付けるのであった。
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