朔くんに迫られるんですが





一瞬見れば目は合わないだろうから、パッと右を見てすぐに、みづきと千里を見た。




「何で隣なの…?」




間違いなく、隣の席は朔だった。



半泣きで二人に縋ると、千里が朔と仲良さげに挨拶を交わす。




「遼ちゃん、おはよ!」


「おう」




…遼ちゃん?




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