続》キミに…Kiss

「とにかく、もう2度と2人をどうにかしようなんて考えるなっ!」


「私だって…わかってる。いくら私がどうかしようと思っても……。藤咲くんと同じように陸先輩も愛理先輩しか見てないって…」


「じゃ、もう2人の邪魔をしないってここで約束しろ!」


そうして小野寺は俺の腕から手を離し…最後


「……うん。わかった」


力なくそう返事をした。
< 122 / 190 >

この作品をシェア

pagetop