再会した航空自衛官の、5年越しの溺愛包囲が甘すぎます!


「でも、悠翔はそういう相手いないの?」

「そういう相手って?」


彼がきょとんとした顔で私を見る。

確認するのがこわくて聞けずにいたけれど、やはりはっきりとさせた方がいい。


「彼女、もしくは結婚して奥さんがいるのかなと思って」

「俺に? いるわけないだろ」


少し強めの口調で悠翔はきっぱりと否定した。


「そっか。いないんだ」


思わずホッと胸を撫で下ろす。

だからといって私と悠翔が再びどうこうなるとは一ミリも期待はしていないけれど。

悠翔がふっと苦笑を漏らした。


「恋人がいたり、結婚したりしているなら、そもそも見合いなんて強要されない」

「それもそうだよね」


それじゃあ上官の娘の愛梨さんとはその後どうなったのだろう。気になったけれど、それについてはやっぱり聞けない。

当時も知らないふりをしていたのだから、三年経った今になって彼女の話題は出しづらい。


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