暗闇の星屑、夜明けの太陽
明日も休むって言ってたハルちゃんは
次の日から学校に来た



玄関から教室に向かう途中
いつもの白衣の猫背を見掛けた



「ハルちゃん昨日はありがと
もぉ大丈夫なの?」



「おかげさまで…
あのキャラメル食べたらよくなった」



「そんなわけ…」



「昨日のこと、あとで家に電話するから…」



「え…」



ハルちゃん2、3日休んでくれたら
忘れたかもしれないのに…

キャラメルあげなきゃよかった



「ゲホゲホ…」



「ほらハルちゃんまだ調子悪いんじゃない?
早退した方がいいよ!」



これで昨日のこと忘れてくれたらいい



「やー、いろいろやることあるし…
月島は大丈夫?
体調崩してない?
オレのうつしてない?」



ハルちゃんて何気に私のこと心配してくれる

担任だからね

仕事だからね



「うん、大丈夫
それより…」



ハルちゃんは大丈夫なの?

エミちゃんのこと…



「それより…なんだ?」



「エ…
ハルちゃん
なんか悩んでることとかあったら
相談にのるよ!
例えば…恋愛相談とか…
好きな人のこととか…」



それってエミちゃんのことだし
エミちゃんしかいないし
エミちゃんじゃん!



「そーゆーの興味がある年かもしれないけど
それは友達としろ
オレのプライベートはどぉでもいい」



どぉでもいいって…
あんなエミちゃんを知ったら
そんな呑気なこと言ってられないよ



「えっと…ほら…
そんな仕事ばっかしてたら
エミちゃんもさー…」



「月島は自分のこと考えろ
受験生なんだから!」



ハルちゃんが軽く私の頭を叩いた



キラに頭ナデナデしてもらいたいな♡

早くバイトしてキラに会わなきゃ♡



「え…あ…ハルちゃん?」



キラのことを考えてたら
ハルちゃんがいなくなってた



ハルちゃんも
もっとエミちゃんのこと考えた方がいいって!



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