暗闇の星屑、夜明けの太陽
キラにはずっと会ってない

もぉ好きじゃない



毎日何をしててもキラのこと考えてた

あんなに好きだったのに…



受験まで残り数ヶ月

ハルちゃんがくれたチャンスを無駄にしない



「イズミちゃん」



学校帰りにカフェで勉強してたら
聞き覚えのある声がして顔をあげた



「エミちゃん」



「久しぶり
最近会わないね
もぉ凝りたかな?」



エミちゃんは相変わらず
ハルちゃんじゃない男の人と会ってるのかな?



「受験生なので…」



この前まで
1番気持ちをわかってくれそうだと思ってた人



でも今はわからない



ハルちゃんをあんな気持ちにさせるのは
たぶんエミちゃんだ

あの日のハルちゃんの涙の意味は
いまだにわからないけど

ハルちゃんは
弱くてバカなんかじゃない



「勉強のじゃまになっちゃうかな…
ちょっと話したいことがあるの
受験が終わってからでもいんだけど…」



そんなの
気になって受験勉強どころじゃないよ



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