しょっぱい後には甘いもの。



「にゃんにゃん♪」
「もぉ~また?」


お互い仕事が多忙で時間があれば甘えてくる彼との行為に、私の鍵穴はにゃんにゃん使用に形成されたんじゃないかと思う程。

いや、むしろなった。


どっぷり浸かってしまったこの愛情からはもう脱出出来ない。

頑丈になった私の股関節の御披露目も、いつかくるであろう出産の日まで更に鍛えておく。


それまでは、彼との合言葉で甘い甘い日々を過ごしていきたい。



左手の薬指にはめている7桁のお値段がする指輪を光らせながら。
イオンに売ってる指輪でいいよって言ったのに、物凄い勢いで却下されたけど。
プライドがどうとか見栄くらい張らせろとか…。

「俺最近、美穂が仕事で居なくて一人で済ます時、アレを思い出したら秒だね。」
「こんなにシてるのにまだ一人で出してんの!?」
「俺の名前言って?」
「にゃんにゃん。」
「違う!本名。」
「純?」


「あぁマジでヤバい。俺の下の名前呼ぶとか…もうマジでヤバい。」
「…変態?」
「いや、一途。」



とにもかくにも斎藤美穂は、のり塩食べながら愛されてます。


孝則と別れて良かった!!

のり塩万歳!!!



「…ねぇ、もう一回呼んで?我慢できない。」
「…っっ!?」



【完】

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