エリート消防士は揺るがぬ熱情で一途愛を貫く~3か月限定の妻なのに愛し囲われました~
雇われ妻として暮らす時間はあとわずかだけれど、また今回みたいな事件が起きないともかぎらない。晴馬の仕事がどんなもので、どういう危険があるのか、ちゃんと知っておきたいと思った。
「ありがとう」と言って、彼は話を続ける。
「覚悟はある。なんて、かっこつけたこと言ったけど今日は俺のレスキュー人生で最大のピンチだったんだ。猛烈な熱さで身体に力が入らくなって、意識も朦朧としはじめて……」
話を聞いているだけで、心臓が不穏な音を立てる。それでも美月は、彼から目をそらさなかった。
「けど、ダメかもって思った瞬間に美月が待っていることを思い出した。俺が帰ってこなかったら美月が心配するなって。そしたら自然と手足に力が戻った」
「うん、うん。帰ってきてくれて、ありがとう」
すっかり涙腺の緩んでいた瞳から大粒の涙があふれた。晴馬の逞しい腕が美月をグッと抱き寄せる。彼の胸にうずめた美月の頬がポッと赤く染まる。
「は、晴馬?」
ドキドキと鳴る鼓動は自分のものか、それとも彼のものだろうか?
「もう少しだけ抱き締めさせて。美月に……会いたかったんだ」
自分を抱く彼の腕に、より一層の力が入る。
(どうしよう、どうしたらいいんだろう。私、晴馬が好き。すごくすごく、好きなんだ)
「ありがとう」と言って、彼は話を続ける。
「覚悟はある。なんて、かっこつけたこと言ったけど今日は俺のレスキュー人生で最大のピンチだったんだ。猛烈な熱さで身体に力が入らくなって、意識も朦朧としはじめて……」
話を聞いているだけで、心臓が不穏な音を立てる。それでも美月は、彼から目をそらさなかった。
「けど、ダメかもって思った瞬間に美月が待っていることを思い出した。俺が帰ってこなかったら美月が心配するなって。そしたら自然と手足に力が戻った」
「うん、うん。帰ってきてくれて、ありがとう」
すっかり涙腺の緩んでいた瞳から大粒の涙があふれた。晴馬の逞しい腕が美月をグッと抱き寄せる。彼の胸にうずめた美月の頬がポッと赤く染まる。
「は、晴馬?」
ドキドキと鳴る鼓動は自分のものか、それとも彼のものだろうか?
「もう少しだけ抱き締めさせて。美月に……会いたかったんだ」
自分を抱く彼の腕に、より一層の力が入る。
(どうしよう、どうしたらいいんだろう。私、晴馬が好き。すごくすごく、好きなんだ)