男嫌いと噂の美人秘書はエリート副社長に一夜から始まる恋に落とされる。
「俺は別に、何処でもいいので。お任せしたのは俺なので、何処に連れていかれても文句を言うつもりはなかったです」
「……そうですか」

 ただ、なんだか。少し困ったような表情をされているのは気のせいだろうか?

(さすがに、大企業の御曹司を連れてくるには、庶民的過ぎた……かな?)

 とはいっても、居酒屋なんてあんまり知らないし……。

 だって、さすがに居酒屋で会食なんてないんだもの。

「奥のほう、準備出来ました。案内しますね、どうぞ」

 私が考え込んでいれば、女性が戻ってくる。そのため、私は副社長と並んで彼女について歩いた。
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