男嫌いと噂の美人秘書はエリート副社長に一夜から始まる恋に落とされる。
そう思って、私は売店でアイスのカフェラテを購入。少し歩いた先にある飲食が出来るスペースに移動する。
そして、スマホを取り出して、レンタル彼氏を検索しようとしたとき。ふと、スマホが鳴る。幸いにもマナーモードにしていたので、バイブレーションだけど。
ディスプレイに表示されているのは、『副社長』の文字。……なにか、急用だろうか?
(とりあえず、出るか)
そう思って立ち上がって、私は病院の玄関に向かう。外に出て、今度はこちらから丞さんに電話をかけた。
二回ほどコールした後、「はい」という心地のいい声が耳に届く。
「あ、申し訳ありません、副社長。香坂です。今病院でして……」
一応とばかりにそう説明すれば、電話越しに彼の「何処か、悪いんですか?」という心配の言葉が聞こえて来た。
……心の底から心配されているようで、ちょっと胸がチクっと痛む。
「いえ、母のお見舞いです。……母が、骨折して入院していて……」
「そうなのですか。……そんなときに、すみません、電話してしまって」
スマホ越しに、彼が少し凹んでいるのがわかった。……そんな風に、しなくていいのに。
そして、スマホを取り出して、レンタル彼氏を検索しようとしたとき。ふと、スマホが鳴る。幸いにもマナーモードにしていたので、バイブレーションだけど。
ディスプレイに表示されているのは、『副社長』の文字。……なにか、急用だろうか?
(とりあえず、出るか)
そう思って立ち上がって、私は病院の玄関に向かう。外に出て、今度はこちらから丞さんに電話をかけた。
二回ほどコールした後、「はい」という心地のいい声が耳に届く。
「あ、申し訳ありません、副社長。香坂です。今病院でして……」
一応とばかりにそう説明すれば、電話越しに彼の「何処か、悪いんですか?」という心配の言葉が聞こえて来た。
……心の底から心配されているようで、ちょっと胸がチクっと痛む。
「いえ、母のお見舞いです。……母が、骨折して入院していて……」
「そうなのですか。……そんなときに、すみません、電話してしまって」
スマホ越しに、彼が少し凹んでいるのがわかった。……そんな風に、しなくていいのに。