超イケメン男子たちと、ナイショで同居することになりました!?
「まぁ決まっちゃったもんは仕方ないし。これからよろしくね!向こうで自己紹介しよう。この部屋のルールも教えるよ~」
「はい……」
肩を落としながら、背の高い先輩に連れられ移動する。その時、スマホを手に持った吊り目の男子と目が合った。
「うぜ」
「へ?」
いきなり悪口を言われ、プイと顔をそらされた。えぇ、そりゃないよ……。私だって混乱しているのに、歓迎されていないと知ったら、さらに気分が下がっちゃう。
だけど「ここに座って」と招かれた先で。まぶしいほどのイケメンたちが、そろって私を見る。
「ようこそ~、俺たちしか知らない特別寮へ!」
「女がいるなんて面倒くせぇな」
「こーら。ごめん、気を悪くしないでね」
「……早く座ったら?」
うぅ、こんなイケメンたちと同じ部屋なんて……。私の憧れの中学校ライフ、一体どうなっちゃうのー!