永遠の片想い



「親父さんの気持ちはわかるけど、君の気持ちはわからない、自分の娘すらわからないんだから当然さ」

「そだね、お互い愛してるはずなのに、気持ちがすれ違ってる」

そ、そうか、すれ違ってるのか、、
「互いに素直になれないだけってか」

「愛してるに決まってるじゃない、父と娘だよ‼︎」


「そうだな、親父さんに最高の笑顔を見せて好きって言ってやれ、それに勝る親孝行はないぞ」

「うん、ありがと、お父さんを迎えに行ってくる」

世界中の誰よりも、一番娘の幸せを願っている、それが父親だ


遠ざかる女子高生を見送りながら、もう一本煙草を取り出し、火をつけようとして指が止まった、

『またタバコ! 身体に悪いって!』
娘の言葉が,脳裏に浮かんだ、

『吸わなくても病気になる奴もいるだろ』
図星だから、俺も尚更むきになった、

『屁理屈言わないの! 吸わない人の方が確率は低いでしょ‼︎』

ごもっとも、

『お母さんや私を置いて死んだら許さないからね‼︎』


ふっ、、そうだな、娘の方が正しい、


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