隣人同士の恋事情
「ん~。今日の夜は何にしよう?」
今は大学の帰り。
あの後、普通にご飯を食べ、蓮はすぐに部屋へ戻った。
今までと違ったことと言えば、あたし達の間に会話が無かったと言うこと。
でもそれは悪い意味ではなく、お互い恥ずかしくて……だと思う。
蓮、あたしの気持ち……気づいたよね?
今度、いや明日…伝えてみようかな……?
そんなことを考えながらマンションへ着く。
蓮いないしなぁ~。
1人なんて普通だったのに、今は何作れば良いのか分かんないよ。
その時、エレベーターの前に高校生を見つけた。
もしかして……蓮!?
あたしは嬉しさのあまり、大声で蓮の名前を呼ぶ。
いや、正確には呼ぼうとした。
あたしは、呼べなかったんだ。
蓮が隣の女の子をエスコートしているのを見てしまったから……。