私の愛したゴミ
sideM ーmomokaー
昔から嫌われてばかりだった。
思ったことをすぐ口にする性格はあまり受けが良くなかった。友達なんてできたことすらなかった。
そんな中、入学してすぐ大学で出会ったのがサキだった。
討論の時に正論ばっか言って同じ班の子を泣かせてしまった日。
同じ班だったサキとたまたま帰る方向が同じで。
「一緒に帰ろ!」
ニコニコしながら駆け寄ってくるサキ。
周りの子達は皆白い目でサキを見ていた。
「遠慮しとく。」
サキのために言ったのに。
「帰る方向同じじゃん!勝手に着いてこー。」
なんて言って本当に着いてきた。
少し歩いて、班員が居なくなったあと。
「良かったの?私と帰って。」
「嫌われるよ」
なんて言うときょとんとした顔をしたサキは。
「私嘘ばっか着いて調子のいいこと言う人より本音をズバズバ言う人のが好きだよ〜」
「別に間違ったこと言ってないじゃんモモカは。勝手にあの子が泣いただけでしょ。」
悪いのは打たれ慣れてないあの女じゃーん。なんて言いながらニコニコ笑うサキが人生初めての友達だった。
だからサキだけは何があったとしても守ると決めたんだ。
昔から嫌われてばかりだった。
思ったことをすぐ口にする性格はあまり受けが良くなかった。友達なんてできたことすらなかった。
そんな中、入学してすぐ大学で出会ったのがサキだった。
討論の時に正論ばっか言って同じ班の子を泣かせてしまった日。
同じ班だったサキとたまたま帰る方向が同じで。
「一緒に帰ろ!」
ニコニコしながら駆け寄ってくるサキ。
周りの子達は皆白い目でサキを見ていた。
「遠慮しとく。」
サキのために言ったのに。
「帰る方向同じじゃん!勝手に着いてこー。」
なんて言って本当に着いてきた。
少し歩いて、班員が居なくなったあと。
「良かったの?私と帰って。」
「嫌われるよ」
なんて言うときょとんとした顔をしたサキは。
「私嘘ばっか着いて調子のいいこと言う人より本音をズバズバ言う人のが好きだよ〜」
「別に間違ったこと言ってないじゃんモモカは。勝手にあの子が泣いただけでしょ。」
悪いのは打たれ慣れてないあの女じゃーん。なんて言いながらニコニコ笑うサキが人生初めての友達だった。
だからサキだけは何があったとしても守ると決めたんだ。