冷徹魔王な御曹司は契約妻への燃え上がる愛を手加減しない【極上スパダリ兄弟シリーズ】
副社長の壁ドンで数分ロスしちゃったな。
「そんなの待てません。もう私のやり方で攻めます。絶対に私が副社長をものにするんだから」
ひとり息巻く小春ちゃんの言葉に、「まあ、頑張ってね」とエールを送りつつ、いつもの二倍速でメールに目を通していると、上杉さんが秘書室に入ってきた。
「おはよう。今日の役員会議、社長と副社長の意向でランチミーティングに変更になったから、みんな調整よろしく」
彼の言葉に、私も他のみんなも「はい」と返事をする。
すぐにスケジュールを調整して、同じフロアにある専務室に向かった。ノックをして中に入ると、専務が執務デスクに座って書類を見ている。
「おはよう、藤井さん。これ、温泉饅頭。秘書室のみんなで食べて」
鈴木専務が私に饅頭が入った紙袋を手渡す。
専務は一見、のほほんとしたおじさんに見えるが、社長からの信頼は厚く、辣腕な副社長も一目置く存在だ。私は入社してからずっと専務の担当なので、今はこうして打ち解けて話せるようになった。
「ありがとうございます。どこに行かれたんですか?」
「そんなの待てません。もう私のやり方で攻めます。絶対に私が副社長をものにするんだから」
ひとり息巻く小春ちゃんの言葉に、「まあ、頑張ってね」とエールを送りつつ、いつもの二倍速でメールに目を通していると、上杉さんが秘書室に入ってきた。
「おはよう。今日の役員会議、社長と副社長の意向でランチミーティングに変更になったから、みんな調整よろしく」
彼の言葉に、私も他のみんなも「はい」と返事をする。
すぐにスケジュールを調整して、同じフロアにある専務室に向かった。ノックをして中に入ると、専務が執務デスクに座って書類を見ている。
「おはよう、藤井さん。これ、温泉饅頭。秘書室のみんなで食べて」
鈴木専務が私に饅頭が入った紙袋を手渡す。
専務は一見、のほほんとしたおじさんに見えるが、社長からの信頼は厚く、辣腕な副社長も一目置く存在だ。私は入社してからずっと専務の担当なので、今はこうして打ち解けて話せるようになった。
「ありがとうございます。どこに行かれたんですか?」