冷徹魔王な御曹司は契約妻への燃え上がる愛を手加減しない【極上スパダリ兄弟シリーズ】
専務の優しい言葉に、笑顔で礼を言う。
「はい。ありがとうございます」
専務の担当で、私は救われている。私を気遣ってくれているのか、専務は定時以降は仕事の依頼をすることはあまりない。
専務室を退出すると秘書室に戻り、コーヒーを飲みながら再びメールをチェック。週の初めだから少しバタバタしてしまったが、いつも通り業務をこなし、秘書室の女四人で慰労会へ――。
会場となる焼き肉屋に着くと、奥の座敷に通された。
「いいお座敷ですね。さすが薫さん」
今回の幹事は私で、薫さんのお勧めでこのお店に決めた。
「ふふっ。伊達に秘書室の生き字引きと呼ばれていないわよ。席どうしようか?」
唇に指を当てて考える表情をする薫さんに、他の秘書が「慰労会なので、役員と秘書交互でいいと思いますよ。どうせ後で席移動するでしょうし」と返す。
そんなやり取りをしていたら、役員と上杉さんが現れた。
みんなお座敷に上がり、席に着く。幹事の私は入り口近くの一番端の席にしたのだけれど、隣が副社長で思わず苦笑いした。
「はい。ありがとうございます」
専務の担当で、私は救われている。私を気遣ってくれているのか、専務は定時以降は仕事の依頼をすることはあまりない。
専務室を退出すると秘書室に戻り、コーヒーを飲みながら再びメールをチェック。週の初めだから少しバタバタしてしまったが、いつも通り業務をこなし、秘書室の女四人で慰労会へ――。
会場となる焼き肉屋に着くと、奥の座敷に通された。
「いいお座敷ですね。さすが薫さん」
今回の幹事は私で、薫さんのお勧めでこのお店に決めた。
「ふふっ。伊達に秘書室の生き字引きと呼ばれていないわよ。席どうしようか?」
唇に指を当てて考える表情をする薫さんに、他の秘書が「慰労会なので、役員と秘書交互でいいと思いますよ。どうせ後で席移動するでしょうし」と返す。
そんなやり取りをしていたら、役員と上杉さんが現れた。
みんなお座敷に上がり、席に着く。幹事の私は入り口近くの一番端の席にしたのだけれど、隣が副社長で思わず苦笑いした。