冷徹魔王な御曹司は契約妻への燃え上がる愛を手加減しない【極上スパダリ兄弟シリーズ】
「そんなに似てるんですか。小さい頃とかとてもかわいかったでしょうね。でも、双子って赤ちゃんの時なんかお世話大変だし、いろいろと出費がかさむし……って、あっ……すみません」
なにを馬鹿なことを言っているのだろう。綾小路家ならお金はあるし、お手伝いさんだっているに違いない。
「藤井さんはしっかり者だね」
会長は好意的な言葉を返してくれたが、私は謝った。
「所帯じみたことを言ってすみません」
「いやいや。その感覚は大事だよ。どうかね? 悠の嫁にならないか?」
冗談めいた言い方だったが、『はい』とは絶対に言えない。今だって小春ちゃんの視線をひしひしと感じる。
「ハハハ、とんでもない。副社長にだって選ぶ権利はありますし、私も全世界の女性を敵に回したくないです」
丁重にお断りしたら、副社長が小さく笑った。
「全世界の女性って……僕はそんなにモテないよ」
謙遜する副社長を見て、ついつっこんでしまう。
なにを馬鹿なことを言っているのだろう。綾小路家ならお金はあるし、お手伝いさんだっているに違いない。
「藤井さんはしっかり者だね」
会長は好意的な言葉を返してくれたが、私は謝った。
「所帯じみたことを言ってすみません」
「いやいや。その感覚は大事だよ。どうかね? 悠の嫁にならないか?」
冗談めいた言い方だったが、『はい』とは絶対に言えない。今だって小春ちゃんの視線をひしひしと感じる。
「ハハハ、とんでもない。副社長にだって選ぶ権利はありますし、私も全世界の女性を敵に回したくないです」
丁重にお断りしたら、副社長が小さく笑った。
「全世界の女性って……僕はそんなにモテないよ」
謙遜する副社長を見て、ついつっこんでしまう。