この恋、正解でしょうか?


「まあ……唯一の家族だし。姉ちゃん15個も上だから、両親いなくなってから育ててくれたりもしたしね。一応…かな。」

「奏くんは優しくて温かくて素敵な人だね。」

「そう?そんなこと言える鳴海の方が素敵な人だよ?」



 そんなこと言われちゃったら好きとかぽろっと言ってしまいそうになる。
 こんなこと話してくれるなんて私のこと特別に思ってくれてるのかな。



「なに?なんか顔赤くない?まさか熱まで出た?」

「ち、違くって…!」

「ふーん?じゃあなに?」

「て、照れてるだけ…だから。」



 ベットで横になっている私の手をとって自分の顔にすりすりしている。
 
 女の子の日の時もそうじゃない時もよくこれをする奏くん。

 可愛いなあなんて、いつも思っている。



「可愛いよ、鳴海。キスしてもいい?」

「ん、いいよ…。」



 我慢できなくなるからとか言って、触れるだけの優しいキス。



「あと、鳴海と初めて会ったのもあの火事の時だったよ。覚えてる?」

「え?」
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