唯都くんは『運命の番』を溺愛したい
私と引きかえに唯都様からお金を取ってはダメだと、両親は思い直したようで。
プライドの高すぎる両親がこんなことをするなんて思わなかったけれど、「お金を貸して欲しい」と親戚中に頭をさげて回り、なんとかお金をかき集め、当分は小料理屋を続けられそうなんだとか。
両親の変化に満足した唯都様は、タダで小料理屋のCMに出てくれることになった。
エンラダメンバーが集まれば、CMなんて簡単に作れるみたい。
製作費ゼロでCMを仕上げてくれるらしく、娘として感謝してもしきれない。
こうして我が家はやっと、家族としてのスタート地点に立てました。
今の私は、家事を押し付けられることはない。
家のことは家族みんなで協力しあおう。
ありがとうの言葉を伝えあおう。
家族思いの芽が少しずつ育っているのがわかるから、家にいる時間が心地いいです。