今夜キミの温もりと。
「…居場所なんて、なくていいだろ」

「え?」






掠れた低い声なのにすごく甘くて、優しい声で翔は言った。


居場所なんてなくていいと。

思っていた答えと違って、びっくりした。

『何言ってるんだよ?』

とか、

『居場所あるだろ?』

とか言われると思っていたのに…。



「居場所なんて、なくても自分次第で幸せになれる」


「でも…、不安なの」


「なら、俺の隣が安心できる居場所になるように、俺がずっとおまえのそばにいる」


「っ…!」


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