桜庭透夜の初恋
第五章 家族
「いやーそれは大変だ。まあ、とりあえずスタバの新作でも飲もうじゃないか、、、って売り切れええ!!!」
「はい、申し訳ありません。」ペコペコと謝る店員さんのポニーテールがくるりと回る。
「まあ、しょうがないかあ。じゃあ俺は抹茶フラペチーノのラージにキャラメルとチョコソースとホイップクリームとシロップ、それにチョコチップも増量で!透夜はどうする?」
よくもまあそんな糖尿病になりそうなものを沢山摂取できるものだ。親友だがどうしてもこれだけは理解できない。
「あーじゃあ俺はソイラテのトールで」
「うっわ、オシャレ女子って感じー」
「五月蠅いな、そんなことないだろ」
渡されたドリンクを持って席に座る。明らかに幸也のドリンクは重量が俺の倍ぐらいある。そして値段は俺の3倍ほど。
「幸也はアモーンドラテとかじゃなくていいんだな。ローダンセでは毎回飲んでるじゃん、アーモンドもトッピングしてないし」
「俺、抹茶フラぺチーノの方が好き。てか俺、ナッツ類好きじゃないし」
幸也の答えに俺は驚く。
俺たちがよくいく喫茶ローダンセでは幸也は必ずアーモンドラテを頼む。マスターのおっちゃんが作るやつは結構本格的でまさにザ・アーモンドラテって感じ。それなのに値段も300円とめちゃめちゃ安いからけっこう人気、、、でもないんだよなそれが。
味は一級品で値段は手ごろ。文句のつけようはないんだけど、他の看板メニューが凄すぎる。
まず、直径30センチメートルくらいの皿に大盛りに乗せられたナポリタンが330円、昭和レトロなフルーツクリームソーダは本物の果物を使っているのに290円、な?色々ぶっ飛んでるだろ?
水曜日である今日は喫茶ローダンセの定休日。だけど幸也は終始甘いものを食べたい性格なのでスタバに来たというわけだ。
「あ!まって、幸也!あのフルーツチーズケーキうまそう!買ってくる!」
「お前、、糖尿病になるぞ、、。」
うきうきとまた列に並びなおす幸也を見るとついクスっと笑ってしまう。
ピロリン♪
スマホの画面が通知音と共に光る。
確認してみると家族LINEからだった。
「今から帰宅する」
うぐげ、、、。今の時刻は17時47分。父さんの職場からだとあと1時間くらいか。あー帰りたくねえ。
「たっだいまー!」
手にケーキを乗せたトレーを持ってのりのりで幸也が帰ってきた。
と思ったら俺の顔を何か言いたいのかじっと見つめてくる。
「なに?」
「いや、暗い顔してんなって。あ、もしや親父さん関係?」
うぐっ、、、、。
「、、ご名答。お前、当てんなよな、、。」
「じゃあもう帰るっしょ?送ってく。ちょっと待っててお持ち帰り用の袋貰ってくるからさ。」
カウンターに向かおうとする幸也を止める。
「いいって。それに幸也の家、俺ん家の反対方向だろ?」
俺の言葉に幸也が一瞬固まったような気がした。
「、、姉貴にお使い頼まれてるから透夜の家方面でいいんだ。」
くるりと振り向く幸也の顔にはいつもの笑みに似たひきつった笑顔。
「じゃあ、よろしく」
「うん」
幸也がカウンターへと向かっていく。
(何かあったな、、アレ)
明日は休みだからどちらかの家に泊まってもこまりゃしなかったんだけどな、、。
「はい、申し訳ありません。」ペコペコと謝る店員さんのポニーテールがくるりと回る。
「まあ、しょうがないかあ。じゃあ俺は抹茶フラペチーノのラージにキャラメルとチョコソースとホイップクリームとシロップ、それにチョコチップも増量で!透夜はどうする?」
よくもまあそんな糖尿病になりそうなものを沢山摂取できるものだ。親友だがどうしてもこれだけは理解できない。
「あーじゃあ俺はソイラテのトールで」
「うっわ、オシャレ女子って感じー」
「五月蠅いな、そんなことないだろ」
渡されたドリンクを持って席に座る。明らかに幸也のドリンクは重量が俺の倍ぐらいある。そして値段は俺の3倍ほど。
「幸也はアモーンドラテとかじゃなくていいんだな。ローダンセでは毎回飲んでるじゃん、アーモンドもトッピングしてないし」
「俺、抹茶フラぺチーノの方が好き。てか俺、ナッツ類好きじゃないし」
幸也の答えに俺は驚く。
俺たちがよくいく喫茶ローダンセでは幸也は必ずアーモンドラテを頼む。マスターのおっちゃんが作るやつは結構本格的でまさにザ・アーモンドラテって感じ。それなのに値段も300円とめちゃめちゃ安いからけっこう人気、、、でもないんだよなそれが。
味は一級品で値段は手ごろ。文句のつけようはないんだけど、他の看板メニューが凄すぎる。
まず、直径30センチメートルくらいの皿に大盛りに乗せられたナポリタンが330円、昭和レトロなフルーツクリームソーダは本物の果物を使っているのに290円、な?色々ぶっ飛んでるだろ?
水曜日である今日は喫茶ローダンセの定休日。だけど幸也は終始甘いものを食べたい性格なのでスタバに来たというわけだ。
「あ!まって、幸也!あのフルーツチーズケーキうまそう!買ってくる!」
「お前、、糖尿病になるぞ、、。」
うきうきとまた列に並びなおす幸也を見るとついクスっと笑ってしまう。
ピロリン♪
スマホの画面が通知音と共に光る。
確認してみると家族LINEからだった。
「今から帰宅する」
うぐげ、、、。今の時刻は17時47分。父さんの職場からだとあと1時間くらいか。あー帰りたくねえ。
「たっだいまー!」
手にケーキを乗せたトレーを持ってのりのりで幸也が帰ってきた。
と思ったら俺の顔を何か言いたいのかじっと見つめてくる。
「なに?」
「いや、暗い顔してんなって。あ、もしや親父さん関係?」
うぐっ、、、、。
「、、ご名答。お前、当てんなよな、、。」
「じゃあもう帰るっしょ?送ってく。ちょっと待っててお持ち帰り用の袋貰ってくるからさ。」
カウンターに向かおうとする幸也を止める。
「いいって。それに幸也の家、俺ん家の反対方向だろ?」
俺の言葉に幸也が一瞬固まったような気がした。
「、、姉貴にお使い頼まれてるから透夜の家方面でいいんだ。」
くるりと振り向く幸也の顔にはいつもの笑みに似たひきつった笑顔。
「じゃあ、よろしく」
「うん」
幸也がカウンターへと向かっていく。
(何かあったな、、アレ)
明日は休みだからどちらかの家に泊まってもこまりゃしなかったんだけどな、、。


