ロイヤルストレート
その触られている右手を左手でゆっくりと離し

「俺はそういう男じゃね―から他あたって」

と、吐き捨てた。


美加は目を見開いた後涙声で
「好きなのにヒドいよ」と言って去ってったが達也くんは既にまた眠りについていた。


瑠梨は唖然とした。
すごい、これが大人の世界だと思った。


頑とした自分がいる。
達也くんってかっこいい生き方してると
尊敬した。



そんな人とこれから3年間友達でいられたらと願う瑠梨だった。










< 16 / 17 >

この作品をシェア

pagetop