闇夜の星
「は····?」
「生活費、教育費、何より私たちに迷惑をかけた分をどうやって返す?」
ふざけんな。
「お前らが勝手に使っただろ·····!迷惑料なんてこっちが貰いたいくらい·····「馬鹿を言うな!お前がまだ未成年で何もわからんから私たちが全て管理してやったまでだ
さっさと通帳を出しなさい」
「おとーさん?私場所知ってるよ」
「な、んで」
「隠しきれてないっての 」
全てを思いのままに育てられた娘は私のカバンを勝手に漁って通帳を出した。やめて、やめてやめてやめて!
「やめろって!」
「だから嫌なのよ
野蛮な女の娘は····· 」
もう50も近いやつは未だに女を捨ててない。床にへたりこんだ私を厚化粧した女が見下す。
男の手に渡った通帳は開かれ私の今までの努力は一瞬にして奪われた。
「これでも少ないくらいよ
有難く思いなさい」
「こんな家·····出てってやる」
「そうね、早く出ていって欲しいものだわ」
嘲笑いながら私を見る3人には家族としての優しさなんて微塵もなかった。
家族じゃないから仕方ない?だったら引き取らないで欲しかった。
夜中に静かに荷物をまとめた。どうにかしてこの悪魔たちから離れたかった。2324円しか入っていない財布をカバンに押し込んで早朝の3時、まだ朝日の出ない頃に家を出た。
私の財産は財布にしか入ってない。だけどもうあんな人達と生きてくなんて1日だって無理だ。だったら死んだ方がマシと思った。
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·····死んだ方がマシとは思ったけど自殺なんて考えただけで無理だった。全部苦しそうだし。けど人間は生きてくために食事を取らきゃならない。
とりあえず公園に来たけど朝日の出る前の11月はかなり寒かった。薄手の服じゃ寒すぎる。
死にたくないけど凍え死ぬかもなー····