おとぎ話と秘密の物語~あべこべ世界で人助けをする事になりました~
――二年の月日が経つ頃には、シュネージュは変わってしまいました。
シュネージュは強く優しくありたい。いつかくるその時の為にと日々耐えていましたが、毎日毎日モヴェーヌからの仕打ちを受け続けた結果、心が壊れてしまったのです。
「とっとと死になさいよ!」
「殺してやる殺してやる殺してやる!!」
モヴェーヌは日課のように言い続けていました。しかし、彼女は本当に殺そうなどとは考えていません。
何故なら――シュネージュが自死、または他者に殺されるのを望んでいたからです。
自ら手をかければモヴェーヌの罪になりますが、前者でしたら罪に問われることはありません。暗殺も考えたことがありましたが、まだその時ではないのです。
だからこそ、肉体的にも精神的にも本人を追い詰めました。
その結果、モヴェーヌの思惑通りにシュネージュはボロボロになってしまいました。
彼の見た目は今まで通りで、日々やることも変わりません。ですが、シェルディから見て、口数はめっきり減ってしまったように感じました。
シェルディはシュネージュのことが心配で心配で仕方がありませんでした。しかし、話しかけようにもモヴェーヌに止められてしまうことが多々ありましたから、シェルディは一人部屋の中で謝ることしかできませんでした。
シュネージュは強く優しくありたい。いつかくるその時の為にと日々耐えていましたが、毎日毎日モヴェーヌからの仕打ちを受け続けた結果、心が壊れてしまったのです。
「とっとと死になさいよ!」
「殺してやる殺してやる殺してやる!!」
モヴェーヌは日課のように言い続けていました。しかし、彼女は本当に殺そうなどとは考えていません。
何故なら――シュネージュが自死、または他者に殺されるのを望んでいたからです。
自ら手をかければモヴェーヌの罪になりますが、前者でしたら罪に問われることはありません。暗殺も考えたことがありましたが、まだその時ではないのです。
だからこそ、肉体的にも精神的にも本人を追い詰めました。
その結果、モヴェーヌの思惑通りにシュネージュはボロボロになってしまいました。
彼の見た目は今まで通りで、日々やることも変わりません。ですが、シェルディから見て、口数はめっきり減ってしまったように感じました。
シェルディはシュネージュのことが心配で心配で仕方がありませんでした。しかし、話しかけようにもモヴェーヌに止められてしまうことが多々ありましたから、シェルディは一人部屋の中で謝ることしかできませんでした。