甘い仮面に騙されない!
ルールを決めましょう
◇
小宮山 錬と2人暮らし。
そんなの信じられるわけもないまま、時は早々と過ぎ去って。
「君たちなら大丈夫。お互いシングルの親をもちながらここまで立派に育ってきたんだから」
「2人で助けあって半年間頑張ってね」
そんな他人事みたいな言葉を残して、がらがらキャリーケースを引きながら、海外へとあっさり飛び立ってしまったお母さんと透さん。
「なにそれ……」
爆弾報告受けてからたった3日で飛び立つなんて、展開早すぎるにもほどがあるってば。
今日だって、空港まで見送るって言ってるのに
学業優先しなさいって……。
学校行ける気分じゃないよ。
「……浮かれてんな、あの人ら。フツー思春期の男女高校生置いて海外行くか?」