私の心霊ライブ

めぐみちゃんのダンスと歌

ダンスと歌が終わると
「やっぱり、いつ見てもめぐみちゃんのダンスは凄いよ。
 アタシには、どう頑張ってもめぐみちゃんみたいなダンスは無理だよ...」

と、はるかちゃんが言ってくれました。

「もし本当に、はるかちゃんが私みたいなダンスがしたかったら
 私が教えてあげるよ!」

「え!いいの?アタシなんかにめぐみちゃんの貴重な時間をさいてまで
 教えてくれるの?」

「うん、うん。アタシなんかじゃなくて
 アタシに教えてくれるの?だよ。」

「うん、わかった。めぐみちゃん」

「それだったら教えてあげる。」

「うわ~めぐみちゃん、ありがとう。」

「うん。でも練習中は結構厳しくするよ?」

その日から、はるかちゃんはすごくダンスの練習をしました。

私が学校の日も、私が学校から帰る3時頃に
はるかちゃんが私の家に来て
7時に、はるかちゃんが帰るということを1カ月以上続けました。


< 35 / 53 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop