面社長のお見合い8連敗~庇護欲強めの恋愛初心者でした~
「召し上がりますか?」

「あぁ。俺が盛り付ける」

「ありがとうございます!」

 キッチンに並んで立ちご飯とカレーライスを皿に盛り付けた。

 ダイニングテーブルに運んでくれ、また並んで座る。

「いただきます」

 カレーを掬って私に食べさせようとするので全力で拒否をする。

「ですから、自分でこれくらい食べることができます」

「……無理をさせたくない」

「過保護ですね。ますは食べてみてください。熊崎社長のために作ったんですから」

「ありがとう」

 スプーンを口に運ぶ。咀嚼をすると顔がほころんでいく。

「うますぎる」

「よかったです」

 社長は美味しいものを食べると本当にかわいい顔をする。私まで笑顔になった。

「また作ったら食べていただけますか?」

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