ごめんなさい。貴方が好きです。
現実
次の日私は震えながら登校をした。昨日のことがあって奏さんは説得をすると言っていたけど、きっと何の解決にもなっていないんだとおもう。

「え、」
思わず声が漏れた。そこには、生ゴミと一緒に入った私の靴があった。
靴を履くの諦めて学校のスリッパを履き教室に向かうと、机は落書きされていた。

ビッチ、ブス、色目女…ほかにもたくさん色々な悪口が書いてあった。
その悪口達を雑巾で綺麗に消そうとしたとき「紗さんおっはよー!」
奏さんのことが好きな女子が私に挨拶をしながら取り囲んだ。

「ねぇ、あんたどういうつもり?」「奏ちゃんと付き合ってるって本気で言ってる?」「お前みたいな陰キャとは釣り合わないんだよ」
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