大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【中之島ブルース】
(ゴーッ…)
時は、8月26日の午前8時頃であった。
イワマツグループのAとBメインの2班のメンバーたち35人が乗っている専用機が大阪伊丹国際空港に到着した。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、専用機から降りたあと空港ターミナルビル内にあるVIP専用のロビーへ移動した。
専用機は、他の航空機との時間調整をすることと整備点検のために駐機場に入る関係で夜7時頃まで待機する予定である。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、VIP専用ロビーに滞在している間もお仕事をつづけた。
この日のスケジュールは、空白であった。
玲奈《れいな》さんと健介さんは、お仕事道具を風香《フー》ちゃんと順子《よりこ》さんに預けたあと、外出した。
時は、午前10時50分頃であった。
またところ変わって、大阪市北区堂島浜《おおさかキタのどうじまはま》にある全日空クラウンプラザホテルにて…
館内のエントランスホールのソファに玲奈《れいな》さんと健介さんが座っていた。
この時、健介さんの実家の家族たち6人と久礼野《くれの》の家のご家族たち6人がやって来た。
桃子は、健介さんにやさしい声で言うた。
「健介〜」
「ねえさん。」
「帰って来たのね。」
「ああ…」
「健介と同じ職場で働いている女性《ひと》も一緒に来たのね。」
「ああ…」
「ちょうどよかったわ…久礼野《くれの》のご主人が困っているから助けてほしいのよ。」
「えっ?」
「だから、久礼野《くれの》のご主人さまが困っているので健介に助けを求めているのよ。」
言うてる意味が全くわからないよ…
健介さんは、コンワクした表情でつぶやいた。
公則《まさのり》は、困った声で『カフェテリアへ行こうよ〜』と言うた。
またところ変わって、エントランスのカフェテリアにて…
テーブルの上には、ケーキとドリンクのセットが並んでいた。
みんなが席についてから10分後であった。
健介さんは、ものすごく困った声で言うた。
「あの〜…すみません。」
健介さんが言うた言葉に対して波瑠夫《はるお》がやさしい声で『どうしたのかな?』言うた。
健介さんは、ものすごく困った声で言うた。
「困りごとがあると聞いたのですが…」
「ああ、そうだった〜…あれ…何だったかな?…ああ、思い出した〜」
波瑠夫《はるお》は、おだやかな声で健介さんに言うた。
「健介さん、困りごとと言うのは…徳久《のりひさ》のことなのだよ。」
「徳久《のりひさ》?」
「うちの長男だよ…徳久《のりひさ》は、来年39になるので…あとがないのだよ〜」
39歳であとがない?
久礼野《じいさん》が言ってる言葉の意味が分からない…
健介さんは、ひどくコンワクした表情でつぶやいた。
健介さんは、波瑠夫《はるお》に困った声で言うた。
「ご主人さま…ご主人さまが言ってる言葉の意味がよく分からないのです。」
「健介!!」
健介さんの近くにいた桃子がおたついた表情で言うた。
「健介…久礼野《くれの》のご主人さまはものすごく困っているのよ~」
「だから何に困っていると言うのだよ!?」
「だから…久礼野《くれの》のご夫婦は…むすこさんがよろこんでいる顔がみたいと言うてるのよ〜」
よろこんでいる顔が見たいからなんだと言いたいのだ…
健介さんは、ものすごく困った表情でつぶやいた。
徳久《のりひさ》は、ますます困った表情を浮かべながらつぶやいた。
ぼくは…
結婚したいとは言ってないよ〜…
桃子は、やさしい声で徳久《のりひさ》に言うた。
「徳久《のりひさ》さん。」
「(徳久《のりひさ》、ものすごく困った声で言う)なんでしょうか?」
「徳久《のりひさ》さんは、お嫁さんがほしいの?ほしくないの?」
公則《まさのり》は、怒った声で桃子に言うた。
「やめろ!!徳久《むすこ》さんがコンワクしているぞ!!」
「あなた〜」
「徳久《むすこ》さんの気持ちを考えろ!!」
「わかってるわよ~…」
「わかってるのであればいらないことをするな!!」
おいおい…
どうなっているのだ…
健介さんは、今にも怒りがフンシュツしそうになった。
波瑠夫《はるお》は、やさしい声で健介さんに言うた。
「健介さん。」
「なんでしょうか?」
「徳久《のりひさ》が困っているのでわたしが代わりに言うよ…その…なんて言うか…ああ、健介さんの左となりに座っている女性《おあいて》さんを…徳久《のりひさ》にゆずってくれるかな?」
「はっ?」
「だから、健介さんのとなりにいる女性《おあいて》さんを徳久《のりひさ》にゆずってくれるかな?」
それってどう言うこと?
健介さんは、ますますコンワクした表情で波瑠夫《はるお》に言うた。
「すみませんけど…わたしが玲奈《れいな》さんと付き合っていると思っているのですか?」
「そう言うつもりで言ったのじゃないのだよ〜」
「あなたのおっしゃる意味が分かりません。」
「健介!!」
「ねえさん!!玲奈《れいな》さんとオレは時間が限られているのだよ!!」
「分かってるわよ〜」
「それなら空港《いたみ》に行かせろよ!!」
「分かってるわよ〜…徳久《のりひさ》さん!!」
「なんでしょうか?」
「玲奈《れいな》さんと健介はこのあと空港《いたみ》に戻るのよ!!出発時刻が設定されているのよ!!」
「すみませんでした~」
徳久《のりひさ》は、ひどくコンワクした表情で健介に言うた。
「あの…健介さん…れ、れ、れ、れ、れい、れい…玲奈《れいな》さんを…ぼく、ぼく、ぼく、ぼく、ぼくに…ください…」
徳久《のりひさ》が言うた言葉を聞いた玲奈《れいな》さんは、やんわり声で言うた。
「お気持ちはよくわかりました…あの…なんで私と結婚したいのですか?」
徳久《のりひさ》は、コンワクした表情で『よくわからない…』と言うた。
玲奈《れいな》さんは、やんわり声で言うた。
「あの…私は…結婚したあともお仕事をつづけたいのです。」
桃子は、やさしい声で『わかってるわよ~』と言うた。
玲奈《れいな》さんは、コンワクした表情で言うた。
「わたしは、結婚にしばられるのはイヤなのです!!」
「わかってるわよ~…否定してないわよ~」
「だったらお仕事を続けさせてください!!」
「わかってるわよ~」
桃子は、おたついた表情で玲奈《れいな》さんをなだめた。
それからまた5分後であった。
玲奈《れいな》さんは、婚姻届《ショメン》の新婦の欄にサインした。
つづいて、徳久《のりひさ》が婚姻届《ショメン》にサインをしようとした。
その前に、玲奈《れいな》さんが待ってくださいと言うて止めた。
「すみません。」
「どうしたのだね?」
「うちは…近本姓でいたいのです。」
「どうして?」
「うちは、ずっと近本玲奈《ちかもとれいな》でいたいのです!!」
この時、徳久《のりひさ》が『わかった!!』と言うたあと『近本姓《ちかもと》に変更する!!』と言うた。
その後、徳久《のりひさ》は婚姻届《ショメン》の新郎の欄に『近本徳久《ちかもとのりひさ》とサインした。
これにより、徳久《のりひさ》と玲奈《れいな》さんの法的な婚姻関係《かんけい》が成立した。
健介さんは、ものすごくしんどい表情で『やれやれ』とつぶやいた。
時は、8月26日の午前8時頃であった。
イワマツグループのAとBメインの2班のメンバーたち35人が乗っている専用機が大阪伊丹国際空港に到着した。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、専用機から降りたあと空港ターミナルビル内にあるVIP専用のロビーへ移動した。
専用機は、他の航空機との時間調整をすることと整備点検のために駐機場に入る関係で夜7時頃まで待機する予定である。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、VIP専用ロビーに滞在している間もお仕事をつづけた。
この日のスケジュールは、空白であった。
玲奈《れいな》さんと健介さんは、お仕事道具を風香《フー》ちゃんと順子《よりこ》さんに預けたあと、外出した。
時は、午前10時50分頃であった。
またところ変わって、大阪市北区堂島浜《おおさかキタのどうじまはま》にある全日空クラウンプラザホテルにて…
館内のエントランスホールのソファに玲奈《れいな》さんと健介さんが座っていた。
この時、健介さんの実家の家族たち6人と久礼野《くれの》の家のご家族たち6人がやって来た。
桃子は、健介さんにやさしい声で言うた。
「健介〜」
「ねえさん。」
「帰って来たのね。」
「ああ…」
「健介と同じ職場で働いている女性《ひと》も一緒に来たのね。」
「ああ…」
「ちょうどよかったわ…久礼野《くれの》のご主人が困っているから助けてほしいのよ。」
「えっ?」
「だから、久礼野《くれの》のご主人さまが困っているので健介に助けを求めているのよ。」
言うてる意味が全くわからないよ…
健介さんは、コンワクした表情でつぶやいた。
公則《まさのり》は、困った声で『カフェテリアへ行こうよ〜』と言うた。
またところ変わって、エントランスのカフェテリアにて…
テーブルの上には、ケーキとドリンクのセットが並んでいた。
みんなが席についてから10分後であった。
健介さんは、ものすごく困った声で言うた。
「あの〜…すみません。」
健介さんが言うた言葉に対して波瑠夫《はるお》がやさしい声で『どうしたのかな?』言うた。
健介さんは、ものすごく困った声で言うた。
「困りごとがあると聞いたのですが…」
「ああ、そうだった〜…あれ…何だったかな?…ああ、思い出した〜」
波瑠夫《はるお》は、おだやかな声で健介さんに言うた。
「健介さん、困りごとと言うのは…徳久《のりひさ》のことなのだよ。」
「徳久《のりひさ》?」
「うちの長男だよ…徳久《のりひさ》は、来年39になるので…あとがないのだよ〜」
39歳であとがない?
久礼野《じいさん》が言ってる言葉の意味が分からない…
健介さんは、ひどくコンワクした表情でつぶやいた。
健介さんは、波瑠夫《はるお》に困った声で言うた。
「ご主人さま…ご主人さまが言ってる言葉の意味がよく分からないのです。」
「健介!!」
健介さんの近くにいた桃子がおたついた表情で言うた。
「健介…久礼野《くれの》のご主人さまはものすごく困っているのよ~」
「だから何に困っていると言うのだよ!?」
「だから…久礼野《くれの》のご夫婦は…むすこさんがよろこんでいる顔がみたいと言うてるのよ〜」
よろこんでいる顔が見たいからなんだと言いたいのだ…
健介さんは、ものすごく困った表情でつぶやいた。
徳久《のりひさ》は、ますます困った表情を浮かべながらつぶやいた。
ぼくは…
結婚したいとは言ってないよ〜…
桃子は、やさしい声で徳久《のりひさ》に言うた。
「徳久《のりひさ》さん。」
「(徳久《のりひさ》、ものすごく困った声で言う)なんでしょうか?」
「徳久《のりひさ》さんは、お嫁さんがほしいの?ほしくないの?」
公則《まさのり》は、怒った声で桃子に言うた。
「やめろ!!徳久《むすこ》さんがコンワクしているぞ!!」
「あなた〜」
「徳久《むすこ》さんの気持ちを考えろ!!」
「わかってるわよ~…」
「わかってるのであればいらないことをするな!!」
おいおい…
どうなっているのだ…
健介さんは、今にも怒りがフンシュツしそうになった。
波瑠夫《はるお》は、やさしい声で健介さんに言うた。
「健介さん。」
「なんでしょうか?」
「徳久《のりひさ》が困っているのでわたしが代わりに言うよ…その…なんて言うか…ああ、健介さんの左となりに座っている女性《おあいて》さんを…徳久《のりひさ》にゆずってくれるかな?」
「はっ?」
「だから、健介さんのとなりにいる女性《おあいて》さんを徳久《のりひさ》にゆずってくれるかな?」
それってどう言うこと?
健介さんは、ますますコンワクした表情で波瑠夫《はるお》に言うた。
「すみませんけど…わたしが玲奈《れいな》さんと付き合っていると思っているのですか?」
「そう言うつもりで言ったのじゃないのだよ〜」
「あなたのおっしゃる意味が分かりません。」
「健介!!」
「ねえさん!!玲奈《れいな》さんとオレは時間が限られているのだよ!!」
「分かってるわよ〜」
「それなら空港《いたみ》に行かせろよ!!」
「分かってるわよ〜…徳久《のりひさ》さん!!」
「なんでしょうか?」
「玲奈《れいな》さんと健介はこのあと空港《いたみ》に戻るのよ!!出発時刻が設定されているのよ!!」
「すみませんでした~」
徳久《のりひさ》は、ひどくコンワクした表情で健介に言うた。
「あの…健介さん…れ、れ、れ、れ、れい、れい…玲奈《れいな》さんを…ぼく、ぼく、ぼく、ぼく、ぼくに…ください…」
徳久《のりひさ》が言うた言葉を聞いた玲奈《れいな》さんは、やんわり声で言うた。
「お気持ちはよくわかりました…あの…なんで私と結婚したいのですか?」
徳久《のりひさ》は、コンワクした表情で『よくわからない…』と言うた。
玲奈《れいな》さんは、やんわり声で言うた。
「あの…私は…結婚したあともお仕事をつづけたいのです。」
桃子は、やさしい声で『わかってるわよ~』と言うた。
玲奈《れいな》さんは、コンワクした表情で言うた。
「わたしは、結婚にしばられるのはイヤなのです!!」
「わかってるわよ~…否定してないわよ~」
「だったらお仕事を続けさせてください!!」
「わかってるわよ~」
桃子は、おたついた表情で玲奈《れいな》さんをなだめた。
それからまた5分後であった。
玲奈《れいな》さんは、婚姻届《ショメン》の新婦の欄にサインした。
つづいて、徳久《のりひさ》が婚姻届《ショメン》にサインをしようとした。
その前に、玲奈《れいな》さんが待ってくださいと言うて止めた。
「すみません。」
「どうしたのだね?」
「うちは…近本姓でいたいのです。」
「どうして?」
「うちは、ずっと近本玲奈《ちかもとれいな》でいたいのです!!」
この時、徳久《のりひさ》が『わかった!!』と言うたあと『近本姓《ちかもと》に変更する!!』と言うた。
その後、徳久《のりひさ》は婚姻届《ショメン》の新郎の欄に『近本徳久《ちかもとのりひさ》とサインした。
これにより、徳久《のりひさ》と玲奈《れいな》さんの法的な婚姻関係《かんけい》が成立した。
健介さんは、ものすごくしんどい表情で『やれやれ』とつぶやいた。