大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【いちばん欲しいもの】
さて、その頃であった。
またところ変わって、京田辺市《きょうたなべ》にある健介さんの実家にて…
実家の大広間のテーブルに桃子が作った料理がたくさん並んでいた。
ダイニングキッチンにエプロン姿の桃子とふたりの子どもたち・桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》がいた。
桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》は、つらそうな声で桃子に言うた。
「おかーさん、ぼくたちの食べる分は?」
「ごめんなさい…きょうはおとーさんの職場の人の家族たちが来るのよ。」
「それじゃあ、いつになったら作ってくれるのよ?」
「だから、残りが出たら用意するから待ってと言うたのよ!!」
そこへ、背広姿の公則《まさのり》が疲れた表情で帰って来た。
公則《まさのり》は、桃子に対してあつかましい声で言うた。
「おい桃子〜」
「あなた。」
「久礼野部長《ぶちょう》のご家族のみなさまをお連れしたよ。」
「分かったわ。」
その後、公則《まさのり》は久礼野部長《ぶちょう》のご家族たち6人を大広間に案内した。
公則《まさのり》に案内された久礼野部長《ぶちょう》のご家族たち6人は、所定の席に座った。
ご家族たち6人は、久礼野波瑠夫《くれのはるお》・臨子《りんこ》の夫婦と長女・宇久島《うくじま》よしこ(42歳)と長男・久義(5歳)と長男・徳久《のりひさ》(39歳)と次女・あやめ(27歳)で構成されていた。
つづいて、公則《まさのり》が座った。
それから10分後に桃子がアツカンが入っているおちょうしセットとソフトドリンクが入っているタンブラーを持って来た。
波瑠夫《はるお》は、やさしい声で桃子に言うた。
「奥さま、無理なたのみを入れてすみませんでした。」
「ああ、いいのよ。」
「あの、お子さまたちがいただくごはんは…」
「おとなりの家にお残りをいただくのでいいですよ。」
「それではよくないよ〜」
「あの、おとなりの家の晩ごはんも同じメニューなので大丈夫です。」
「そうですか…それならお言葉に甘えさせていただきます。」
それから10秒後であった。
桃子は、みんなが食べる白ごはんを砥部焼のお茶わんにゆっくりとついだ。
この時、波瑠夫《はるお》がやさしい声で公則《まさのり》に言うた。
「ああ、武田くん。」
「部長。」
「義弟《おとうと》さんのことでもう一度確認したいけど…この近くにとしごろの娘さんはいないのかな?」
公則《まさのり》は、困った声で言うた。
「近くにいるのはいるのはいますが…残念ながら、婚約者がいるのです。」
「そうか…いないのか…それなら、うちのあやめはどうかな?」
近くに座っていた臨子《りんこ》が怒った声で波瑠夫《はるお》に言うた。
「あなた!!」
「なんだよ~」
「その話はやめてと言うたでしょ!!」
「それじゃあ、いつになったらするのだ?」
「あなた!!徳久《のりひさ》はお嫁さんがまだなのよ!!」
「分かってるよ〜」
「分かっているのだったら、大急ぎで徳久《のりひさ》のお嫁さんを決めてよ!!」
「分かってるよ〜」
「あなた!!徳久《のりひさ》は来年39になるのよ!!」
「分かってるよ〜」
「男の39と40は違うのよ!!」
「だからどう違うと言うのだ!?」
桃子は、困った声で波瑠夫《はるお》と臨子《りんこ》に言うた。
「すみませんけど、そう言ったお話はおうちに帰られてからにしたらどうでしょうか?」
臨子《りんこ》は、ものすごく怒った声で桃子に言うた。
「うちら家族にメイレイするのですか!?」
波瑠夫《はるお》は、ものすごく困った声で言うた。
「やめろ…きょうはあやめのことで来たのだよ~」
「あなた!!」
公則《まさのり》は、ものすごく困った声で波瑠夫《はるお》に言うた。
「部長。」
「ああ、武田くん…すまないね。」
「一体、なにがあったのですか?」
「ああ、ちょっと…長男がお嫁さんをもらわないことで…かないがイライラしていたのだよ〜…大丈夫だよ…徳久《のりひさ》は男前だから相手《おあいてさん》は自然に来るよ。」
「のんきなことを言わないでよ!!」
「臨子《りんこ》〜」
「徳久《のりひさ》に花嫁さんが来ない原因は全部あなたにあるのよ!!」
「なんでわしが全部悪いのだ!!」
「あなたの性格が悪いから徳久《のりひさ》に花嫁さんが来ないのよ!!」
この時、久義が泣きそうな声でよしこに言うた。
「おかーさん、おうちに帰りたいよ〜」
「久義〜」
「おうちでごはんを食べたいよ〜」
「久義ごめんね…おじーちゃんがここでごはんを食べたいと言うたので予定変更になったのよ〜」
「ごはんいらない!!」
思い切りブチ切れた久義は、スプーンをカベに投げつけたあとプンとひねた。
桃子は、ものすごく困った声で波瑠夫《はるお》に言うた。
「あの〜」
「なんでしょうか?」
「お孫さん、どうかなされたのですか?」
「ああ、お腹すいているからイライラしているのじゃないかな〜」
「そうでしょうか…」
桃子は、久義に対してやさしい声で言うた。
「坊や、ごはんできたわよ〜」
「いらない!!」
「どうしていらないの?」
「ぼくのキライな食べ物がたくさんあるから食べない!!」
「どうして?お肉とお野菜をバランスよく摂ることができるように作ったのよ〜」
「フン!!」
この時、徳久《のりひさ》が怒った声でよしこに言うた。
「おいアネキ!!」
「徳久《のりひさ》〜」
「いいかげんにダンナと話し合えよ!!」
「おねえさんはつらいのよ!!」
「ふざけるな!!」
「おやめください!!」
桃子は、徳久《のりひさ》に対して『やめて!!』と言うて止めた。
しかし、徳久《のりひさ》は逃げてばかりいるよしこに対する怒りをぶち曲げた。
「ねえさんは、ダンナと話し合いを拒否して逃げてばかりいるのだよ!!そんなにダンナがキライならさっさと別れたらいいのだよ!!」
「アタシもそのつもりでいるのよ!!」
「だったら話し合えよ!!」
「ダンナは話がわからない男だからなにをいうてもムダよ!!」
「ふざけるな!!」
「やめてください!!」
桃子は、徳久《のりひさ》に対して『やめて!!』と言うた。
徳久《のりひさ》は、桃子のセイシを振り切ったあとよしこに対して殴るけるの暴力をふるった。
久義は、キョウレツな声をあげながら泣き叫んだ。
徳久《のりひさ》とよしこが大ゲンカをしたことが原因であやめと健介さんのお見合いの打ち合わせを取りやめた。
またところ変わって、京田辺市《きょうたなべ》にある健介さんの実家にて…
実家の大広間のテーブルに桃子が作った料理がたくさん並んでいた。
ダイニングキッチンにエプロン姿の桃子とふたりの子どもたち・桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》がいた。
桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》は、つらそうな声で桃子に言うた。
「おかーさん、ぼくたちの食べる分は?」
「ごめんなさい…きょうはおとーさんの職場の人の家族たちが来るのよ。」
「それじゃあ、いつになったら作ってくれるのよ?」
「だから、残りが出たら用意するから待ってと言うたのよ!!」
そこへ、背広姿の公則《まさのり》が疲れた表情で帰って来た。
公則《まさのり》は、桃子に対してあつかましい声で言うた。
「おい桃子〜」
「あなた。」
「久礼野部長《ぶちょう》のご家族のみなさまをお連れしたよ。」
「分かったわ。」
その後、公則《まさのり》は久礼野部長《ぶちょう》のご家族たち6人を大広間に案内した。
公則《まさのり》に案内された久礼野部長《ぶちょう》のご家族たち6人は、所定の席に座った。
ご家族たち6人は、久礼野波瑠夫《くれのはるお》・臨子《りんこ》の夫婦と長女・宇久島《うくじま》よしこ(42歳)と長男・久義(5歳)と長男・徳久《のりひさ》(39歳)と次女・あやめ(27歳)で構成されていた。
つづいて、公則《まさのり》が座った。
それから10分後に桃子がアツカンが入っているおちょうしセットとソフトドリンクが入っているタンブラーを持って来た。
波瑠夫《はるお》は、やさしい声で桃子に言うた。
「奥さま、無理なたのみを入れてすみませんでした。」
「ああ、いいのよ。」
「あの、お子さまたちがいただくごはんは…」
「おとなりの家にお残りをいただくのでいいですよ。」
「それではよくないよ〜」
「あの、おとなりの家の晩ごはんも同じメニューなので大丈夫です。」
「そうですか…それならお言葉に甘えさせていただきます。」
それから10秒後であった。
桃子は、みんなが食べる白ごはんを砥部焼のお茶わんにゆっくりとついだ。
この時、波瑠夫《はるお》がやさしい声で公則《まさのり》に言うた。
「ああ、武田くん。」
「部長。」
「義弟《おとうと》さんのことでもう一度確認したいけど…この近くにとしごろの娘さんはいないのかな?」
公則《まさのり》は、困った声で言うた。
「近くにいるのはいるのはいますが…残念ながら、婚約者がいるのです。」
「そうか…いないのか…それなら、うちのあやめはどうかな?」
近くに座っていた臨子《りんこ》が怒った声で波瑠夫《はるお》に言うた。
「あなた!!」
「なんだよ~」
「その話はやめてと言うたでしょ!!」
「それじゃあ、いつになったらするのだ?」
「あなた!!徳久《のりひさ》はお嫁さんがまだなのよ!!」
「分かってるよ〜」
「分かっているのだったら、大急ぎで徳久《のりひさ》のお嫁さんを決めてよ!!」
「分かってるよ〜」
「あなた!!徳久《のりひさ》は来年39になるのよ!!」
「分かってるよ〜」
「男の39と40は違うのよ!!」
「だからどう違うと言うのだ!?」
桃子は、困った声で波瑠夫《はるお》と臨子《りんこ》に言うた。
「すみませんけど、そう言ったお話はおうちに帰られてからにしたらどうでしょうか?」
臨子《りんこ》は、ものすごく怒った声で桃子に言うた。
「うちら家族にメイレイするのですか!?」
波瑠夫《はるお》は、ものすごく困った声で言うた。
「やめろ…きょうはあやめのことで来たのだよ~」
「あなた!!」
公則《まさのり》は、ものすごく困った声で波瑠夫《はるお》に言うた。
「部長。」
「ああ、武田くん…すまないね。」
「一体、なにがあったのですか?」
「ああ、ちょっと…長男がお嫁さんをもらわないことで…かないがイライラしていたのだよ〜…大丈夫だよ…徳久《のりひさ》は男前だから相手《おあいてさん》は自然に来るよ。」
「のんきなことを言わないでよ!!」
「臨子《りんこ》〜」
「徳久《のりひさ》に花嫁さんが来ない原因は全部あなたにあるのよ!!」
「なんでわしが全部悪いのだ!!」
「あなたの性格が悪いから徳久《のりひさ》に花嫁さんが来ないのよ!!」
この時、久義が泣きそうな声でよしこに言うた。
「おかーさん、おうちに帰りたいよ〜」
「久義〜」
「おうちでごはんを食べたいよ〜」
「久義ごめんね…おじーちゃんがここでごはんを食べたいと言うたので予定変更になったのよ〜」
「ごはんいらない!!」
思い切りブチ切れた久義は、スプーンをカベに投げつけたあとプンとひねた。
桃子は、ものすごく困った声で波瑠夫《はるお》に言うた。
「あの〜」
「なんでしょうか?」
「お孫さん、どうかなされたのですか?」
「ああ、お腹すいているからイライラしているのじゃないかな〜」
「そうでしょうか…」
桃子は、久義に対してやさしい声で言うた。
「坊や、ごはんできたわよ〜」
「いらない!!」
「どうしていらないの?」
「ぼくのキライな食べ物がたくさんあるから食べない!!」
「どうして?お肉とお野菜をバランスよく摂ることができるように作ったのよ〜」
「フン!!」
この時、徳久《のりひさ》が怒った声でよしこに言うた。
「おいアネキ!!」
「徳久《のりひさ》〜」
「いいかげんにダンナと話し合えよ!!」
「おねえさんはつらいのよ!!」
「ふざけるな!!」
「おやめください!!」
桃子は、徳久《のりひさ》に対して『やめて!!』と言うて止めた。
しかし、徳久《のりひさ》は逃げてばかりいるよしこに対する怒りをぶち曲げた。
「ねえさんは、ダンナと話し合いを拒否して逃げてばかりいるのだよ!!そんなにダンナがキライならさっさと別れたらいいのだよ!!」
「アタシもそのつもりでいるのよ!!」
「だったら話し合えよ!!」
「ダンナは話がわからない男だからなにをいうてもムダよ!!」
「ふざけるな!!」
「やめてください!!」
桃子は、徳久《のりひさ》に対して『やめて!!』と言うた。
徳久《のりひさ》は、桃子のセイシを振り切ったあとよしこに対して殴るけるの暴力をふるった。
久義は、キョウレツな声をあげながら泣き叫んだ。
徳久《のりひさ》とよしこが大ゲンカをしたことが原因であやめと健介さんのお見合いの打ち合わせを取りやめた。