大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【夢のENDはいつも目覚まし】

時は流れて…

11月7日の朝7時20分頃であった。

またところ変わって、新宮市神倉《なんきしんぐうかみくら》にある特大和風建築の家にて…

家は、玲奈《れいな》さんの実家である。

家の大広間のテーブルに光秀《みつひで》と華子とよりこと明信《あきのぶ》と安志《やすし》と安明《やすあき》の家族たち6人が集まって朝ごはんを食べていた。

和正《かずまさ》は、県外《よそ》へ出張中なので家《ここ》にはいなかった。

朝ごはんを食べていた光秀《みつひで》があつかましい声でよりえに言うた。

「ちょっとよりえさん!!」

光秀《みつひで》にあつかましい声で言われたよりえは、ものすごくあつかましい声で光秀《みつひで》に言い返した。

「義父《おとう》さま!!ごはんを食べている時にあつかましい声で言わないでください!!」

光秀《みつひで》は、ものすごくあつかましい声でよりえに言うた。

「わしかてあつかましい声で言いたくないねん!!和正《かずまさ》のことはどう言うても仕方ないけど…順子《よりこ》さんについては問題があるのだよ!!」

この時、華子が光秀に対して怒った声で『あなたやめて!!』と言うた。

光秀は、ものすごく怒った声で言うた。

「ワシは、順子《よりこ》さんがイワマツグループで働いていることが気に入らないのだ!!」

光秀《みつひで》が言うた言葉を聞いた明信《あきのぶ》は、つくだ煮が入っている小鉢を光秀《みつひで》に投げつけた。

(ガーン!!)

小鉢は、光秀のひたいを直撃した。

「いたい!!」
「オドレクソジジイ!!朝からわけのわからない言葉を言うな!!」
「なんでわしにものをぶつけるのだ!?」
「やかましいクソジジイ!!老いては子に従えと言うことわざの意味をジショひいて調べろ!!」
「明信《あきのぶ》!!」
「ふざけるな!!オドレは順子《よりこ》さんになにを求めているのだ!?家庭に入れと言うのか!?順子《よりこ》さんがイワマツグループで働いていることがそんなにフマンか!?」
「ワシは、順子《よりこ》さんにこの家にいてほしいのだよ〜」

(ガーン!!ガーン!!ガーン!!)

思い切りブチ切れた明信《あきのぶ》は、手当たり次第にあったものを光秀《みつひで》にぶつけた。

その後、明信《あきのぶ》は黒の手提げバッグとジャケットを持って席から立ったあと家から出ようとした。

困った表情を浮かべている華子は、明信《あきのぶ》に声をかけた。

「明信《あきのぶ》、待ってよ〜」

明信《あきのぶ》は、ものすごく怒った声で華子に言うた。

「きょうは帰りが遅くなると思う…また若手社員《わかいもん》のワガママのせいで残業になると思う…行ってくる…」

明信《あきのぶ》は、突き放す声で華子に言うたあと家から出た。

それから2分後であった。

安志《やすし》と安明《やすあき》が席を立ったあとランドセルを持って家から出ようとした。

安志《やすし》と安明《やすあき》は、光秀《みつひで》に対して『クソジジイ!!』と言うたあと家から出た。

つづいて、よりえがものすごく怒った表情で席を立ったあと『パートに遅れる〜』と言いながら大広間から出た。

ものすごくあきれた表情を浮かべている華子は、席を立ったあと『あなた、食器洗いお願いね。』と言うた。

その後、華子は大広間から出ていった。

ひとり取り残された光秀《みつひで》は、オタオタした表情であたりをみわたした。

時は、午前10時半頃であった。

またところ変わって、紀宝町にある特大工場にて…

特大工場は、熊野川の大河口沿いにある製紙工事であった。

公則《まさのり》は、紀宝町《ここ》にUターンしたあと工場《ここ》の契約社員《ケーヤク》で働き始めた。

公則《まさのり》は朝9時から夕方5時までのあいだ、段ボール箱に製品を詰める作業に取り組んでいた。

公則《まさのり》の家族たち4人は、一浩《かずひろ》ひとりのせいでしかたなく実家《いえ》に帰った。

自分みがきをしない一浩《かずひろ》は、自分探しばかりをしている…

一浩《かずひろ》の甘えた性格をなおす方法は…

どこにあるのだ…

…………………

より激しいいらだちをつのらせている公則《まさのり》は、ひどくあせった。
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