大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【願いごとの持ち腐れ】

また時は流れて…

2000年10月21日頃であった。

イワマツグループの全メンバーたちは、日本以外《ほんどいがい》の海外各地と沖縄県で各班ごとの活動に取り組んでいた。

そんな中で、どーでもいいもめ事が日本《ほんど》で発生した。

時は、午後1時過ぎあった。

またところ変わって、三重県南ムイ郡紀宝町の鵜殿《うどの》にある特大和風建築の家にて…

家は、公則《まさのり》の実家である。

公則《まさのり》の実家の大広間のテーブルに弥太郎《やたろう》とかよのと一浩《かずひろ》と公則《まさのり》と桃子と桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》が集まっていた。

10月17日頃であったが、久信がくも膜下出血を起こして倒れたあと亡くなった。

かずえは、持病の心臓病がやや悪化したことなど…不安定な面が生じたので城陽市にある特別養護老人ホームへ移った。

このため、松井山手にあった桃子の実家は近くバイキャクする予定とあいなった。

そのまた上に、一浩《かずひろ》のお見合いを断られた回数が2万回…と言う激悪記録が出た。

なんで一浩《かずひろ》は、2万回もお見合いを断られたのか?

一浩《かずひろ》は、そこのところが全く分からないと言うてるのでなお悪い!!

これは一体、なんなのだ?

…と言いたくなった。

………………

話は変わって…

弥太郎《やたろう》とかよのは、公則《まさのり》と桃子に対して実家《ここ》にUターンしてほしいと頼んだ。

弥太郎《やたろう》とかよのからむりを言われた桃子は、ものすごく困った声で言い返した。

「義父《おとう》さま!!義母《おかあ》さま!!急にUターンしてと言われても困るわよ!!」

かよのは、ものすごく困った声で桃子に言うた。

「無理なたのみを入れたことはあやまるわよ〜…だけど、おとーさんとおかーさんはものすごく困っているのよ。」

桃子は、ものすごく困った声でかよのに言うた。

「義母《おかあ》さまは、一浩《かずひろ》さんにどうしてほしいのですか!?大の男が2万回もお見合いを断られたと聞いてなさけないとは思わないのですか!?」
「分かってるわよ…だけど、今の一浩《かずひろ》は結婚したいというても、相手の条件が悪いなどでフリになるのよ…」

公則《まさのり》は、ものすごく怒った声でかよのに言うた。

「かあさん!!いいかげんにしろよ!!かあさんは一浩《かずひろ》に嫁はいるのかいらないのかどっちだよ!!」
「いるわよ…だけど、この近くにはいないのよ〜」
「いないからなんだよ!!いないからあきらめると言うのかよ!?」

公則《まさのり》が言うた言葉に対して、弥太郎《やたろう》は口ごもった声で『そう言うことに…なる…』と答えたあとこう言うた。

「公則《まさのり》…すまないけど、実家《ここ》に帰って来てくれるかな…この家にお嫁さんがいないと…困るのはおとーさんとおかーさんなのだよ〜」

思い切りブチ切れた公則《まさのり》は、よりし烈な怒りを込めながら一浩《かずひろ》を怒鳴りつけた。

「オドレ一浩《アホンダラ》!!」
「にいさん〜」
「いいわけを言うことだけは一人前だな!!」
「兄さん!!言いすぎだよ〜」
「だまれ!!」

このあと、公則《まさのり》はよりし烈な怒りを込めながら一浩《かずひろ》を怒鳴りつけた。

一浩《かずひろ》は、公則《まさのり》からボロクソに言われた末に心がズタズタに傷ついた。

それからまた7日後の10月27日の午後12時半頃であった。

公則《まさのり》の実家の前にサカイ引越センターのロゴ入りのトラックが止まっていた。

この日、公則《まさのり》と桃子と桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》の4人家族が実家《ここ》に帰って来た。

松井山手で暮らしていた時の家は、不動産屋にバイキャクした。

引っ越し作業は、午後2時半に終了した。

時は、夜7時頃であった。

またところ変わって、家の大広間にて…

大広間のテーブルに、弥太郎《やたろう》とかよのと一浩《かずひろ》と公則《まさのり》と桃子と桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》の合わせて7人が座っていた。

テーブルの上には、ざるそばが並んでいた。

みんなで引っ越しそばを食べていた時であった。

弥太郎《やたろう》は、にこやかな表情で一浩《かずひろ》に声をかけた。

「一浩《かずひろ》。」
「(一浩、フキゲンな声で弥太郎《やたろう》に言う)なんだよ!!」
「どうしたのだ?うれしくないのか?」
「オヤジ!!」
「なにを怒ってるのだよ~」
「怒りたくなるよ!!」
「なにをそんなにイライラしているのだよ〜」
「オレにはお嫁さんは必要ないのか!?」

桃子は、やさしい声で一浩《かずひろ》に言うた。

「そんなことはないわよ〜…今は一浩《かずひろ》さんの身の丈に合う女性《ひと》がいないだけよ〜」

一浩《かずひろ》は、ものすごく怒った声で言うた。

「あんたはだまれ!!いらつくのだよ!!」

公則《まさのり》は、ものすごく怒った声で一浩《かずひろ》に言うた。

「おい一浩《かずひろ》!!嫂《ねえ》さんに対していらつくとはなんだよ!!」
「にいさんまでなんだよ!!」
「一浩《かずひろ》!!」
「オラオドレ!!」
「なんや一浩《クソアホンダラ》!!やるんか!!」
「ああ、やったら!!」

公則《まさのり》と一浩《かずひろ》がよりし烈な怒りを込めながら怒号をあげたので、桃子が止めに入った。

「ふたりともやめて!!」

公則《まさのり》は、ものすごく怒った声で桃子に言うた。

「止めるな!!一浩《あのクソアホンダラ》は、殴らないと言うことを聞かないのだよ!!」
「クソアホンダラはオドレだ!!」
「だまれ!!」

(がツーン!!)

思い切りブチ切れた公則《まさのり》は、グーで一浩《かずひろ》の顔を殴りつけた。

「ぶっ殺してやる!!」

(ドカッ!!)

思い切りブチ切れた一浩《かずひろ》は、両手で公則《まさのり》を突き飛ばした。

「なんやオドレ!!」
「クソ兄!!」
「ふたりともやめてください!!」
「もうガマンできない!!」

(ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガシャーン!!)

思い切りブチ切れた公則《まさのり》は、食卓をひっくり返したあと一浩《かずひろ》をボコボコに殴りつけた。

引っ越して早々に怒鳴りあいの大ゲンカが発生した。

こんな状態で、家族たちが仲良く暮らして行くことができますか?
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