大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【虹とスニーカーの頃】
時は、日本時間11月27日の夕方4時半頃であった。
またところ変わって、鵜殿《うどの》(三重県紀宝町)にある公則《まさのり》の実家にて…
弥太郎《やたろう》かよの夫婦のリフジンによって健介さんと無理やり結婚させられた花嫁さん・ピンセイ(21歳)は、家の雰囲気になじむことができずに苦しんでいた。
……………
話は変わって…
家のダイニングキッチンにて…
ピンセイは、桃子と一緒に晩ごはんの支度をしていた。
この日の夕食のメニューは、カニ玉であった。
桃子と一緒に晩ごはんの支度をしているピンセイは、とんでもないミスをやらかした。
ピンセイは、アルミの両手鍋に入っていたあんかけを流しに捨てた。
桃子は、ものすごくオタついた表情でピンセイに言うた。
「ピンセイさん!!」
「えっ?」
「それは、今作ったばかりのあんかけよ!!」
ピンセイは、ぼんやりとした表情で桃子に言うた。
「えっ?あんかけ?」
「ピンセイさん!!ねえピンセイさん!!」
この時、かよのが困った表情でダイニングキッチンにやって来た。
「桃子さん、どうしたのよ?」
桃子は、ものすごく困った表情でかよのに言うた。
「すみません…ピンセイさんが…あんかけを捨ててしまったのです。」
「困ったわねもう…」
ものすごく困った表情を浮かべているかよのは、ピンセイの右腕をつかんだあと大広間へ向かった。
またところ変わって、大広間にて…
かよのは、ピンセイをザブトンの上に座らせたあとテレビをつけた。
この時、ピンセイはものすごくオタついた声でかよのに言うた。
「大奥さま!!大奥さま!!」
かよのは、過度にやさしい声でピンセイに言うた。
「ピンセイさん、うちのことはいいからここにいてね。」
ピンセイは、ものすごくオタついた声でかよのに言うた。
「大奥さま!!料理をさせてください!!」
かよのは、過度にやさしい声でピンセイに言うた。
「ピンセイさんはうちの女神さまだから、ここにいてください〜」
ピンセイは、泣きそうな声でかよのに家事をさせてくださいと言うた。
「大奥さま!!アタシは女神さまになるために(健介さんと)結婚したのじゃないのです!!」
かよのは、過度にやさしい声でピンセイに言うた。
「分かってるわよ…だけど、ピンセイさんはうちの女神さまだからどっしりとかまえていてもいいのよ。」
「それではよくありません!!」
「ピンセイさんはここにいてください…あの〜…みたい番組があったら言うてください〜」
「大奥さま!!」
「ピンセイさんがみたい番組があったらチャンネルを換えますよ~…ああ、もうすぐ中国ドラマが始まるわね…三重テレビに(チャンネルを)替えるね。」
かよのは、リモコンを使って(チャンネルを)三重テレビに替えた。
テレビの画面に三重テレビで放送されている人気の中国ドラマが映っていた。
その後、かよのはピンセイに対して『お茶をいれるから待っててね〜』とやさしい声で言うたあとダイニングキッチンへ行った。
ピンセイは、ひどくオタついた表情でつぶやいた。
アタシは…
女神さまになるために健介さんと結婚したのじゃないのよ…
ソウジ・センタク・お料理をするために結婚したのよ…
これじゃ、結婚した意味がないわよ…
………………
この時、桃子がお茶をいれる道具を持ってピンセイのもとにやって来た。
桃子は、過度にやさしい声でピンセイに言うた。
「ピンセイさん、今からお茶をいれますね。」
ピンセイは、ひどくオタついた声で桃子に言うた。
「桃子さん、アタシは女神さまになるために結婚したのじゃありません!!」
桃子は、過度にやさしい声でピンセイに言うた。
「ピンセイさんは、この家の女神さまだからどっしりとかまえていてもいいのよ〜」
「よくありません!!」
ピンセイは、席から立ったあとダイニングキッチンへ行こうとした。
桃子は、ピンセイを止めたあと席にもどした。
「ピンセイさん〜」
「離してください!!」
「ピンセイさんは、この家の女神さまだからここにいてください〜」
「家のことをさせてください!!」
「家のことはいいから、ここにいてね…ゆっくりとお茶をのみながら中国ドラマを見てね〜」
桃子は、ピンセイをザブトンに座らせたあとお茶をいれる準備を始めた。
かよのと桃子は、失敗ばかりを繰り返していたピンセイがつらい思いをしているのではないかと思った。
ピンセイがつらい思いをしているので、かよのと桃子はピンセイに対して過度にやさしく接した。
ピンセイさんは、女神さまだから家のことはしなくてもいい…
かよのと桃子が言うた言葉の意味が理解できない…
…………………
また時は流れて…
12月4日の朝8時半頃であった。
またところ変わって、新宮市伊佐田町《なんきしんぐういさだちょう》にある中央郵便局《ゆうびんきょく》にて…
郵便局は、健介さんが転職した先の職場である。
健介さんは、ここで郵便物の仕分けのお仕事をしていたが思う通りに動くことができずに苦しんでいた。
健介さんがお仕事を始めようとした時であった。
上の人がものすごくあつかましい声で健介さんに言うた。
「おい武田!!」
「はい。」
「お前、ここでなにをやってるのだ!?」
「なにをやってるって、郵便物の仕分けのお仕事ですよ〜」
「きょうは仕事をするなと言うたのに分からんのか!?」
「なんでお仕事をしたらいかんのですか?」
「きょうは、武田に紹介したい人がいるから大阪へ行きますとお前に言うたのだぞ!!」
「課長が言うた意味がまったく分かりません〜」
「それじゃあ、オドレはこのままここ(郵便局)にいるつもりか!?」
「はっ?」
「ワシは初日からずっとオドレのことを見ていたけど、オドレはつらそうな表情を浮かべながら働いていたのでもうアカンと思ったのだよ…お前はなんでもといた職場(イワマツグループ)をなんでやめたのだ!?…その前にいた陸上自衛隊《ジエータイ》をなんでやめたのだ!?」
「よく分かりません〜」
「お前の気持ちの矢印がここ(郵便局)に向いてないと言うことに気がつけよ!!…もうすぐ、お前の再就職の世話してくださった御夫婦がこちらに来るから…早く支度しろ!!」
上の人にどぎつい声で言われた健介さんは、ものすごく怒った表情で上の人を小突いた。
その後、勝手に職場を飛び出した。
それから数時間後であった。
またところ変わって、熊野川の大河口付近にある公園にて…
勝手に職場放棄した健介さんは、キオスクで購入した缶ビールをのみながら考え事をしていた。
この時であった。
ゆみさんが健介さんのもとにやって来た。
ゆみさんは、健介さんに対して声をかけた。
「健介さ〜ん〜」
「ゆみさん。」
「久しぶりやね〜」
「ああ…」
「どないしたん?」
「郵便局をやめた!!」
「郵便局をやめたの?」
「ああ!!」
「なんで?」
「郵便局で働くことがイヤになったからやめた!!」
「そう…郵便局で働くことがイヤなのね〜」
「イワマツは…花嫁さんがいないことを理由にやめた。」
「ゆかねーちゃんからなんぞ言われたのね〜」
「はい…ゆかさんにもう一度ピンセイと話し合えと言われました。」
「ゆかねーちゃんは、健介さんに対していじわるで言うたのじゃないのよ。」
「それはよく分かっています…ウェンビンさんとたつろうさんとケントさんとリチャードさんは既婚者である…ヨシタカさんはやむを得ない理由があるからまだ未婚である…と考えると…ぼくはやっぱり…と感じました。」
健介さんは、缶ビールをひとくちのんだあとゆみさんに言うた。
「やっぱりぼくは…最初から花嫁さんをもらう資格がなかったのですよ〜」
ゆみさんは、怒った声で健介さんに言うた。
「なに言うてんねん!!あんたの気持ちの矢印がちがう方向に向いていることに気がつきなさい!!」
それから数秒後であった。
ゆみさんは、健介さんに対して怒った声で『試験問題を出すわよ!!』と言うたあと四つ折りの神戸新聞を渡した。
健介さんは、キョトンとした表情で言うた。
「神戸新聞?」
「神戸新聞の一面の左上に書かれている記事を読みなさい!!」
「えっ?」
「うち(イワマツグループ)は、デリシャン株・95パーセント分を取得したのよ…あと5パーセント分をマリンホールディングスからぶんどって来るのよ!!…それともう一つ…健康食品メーカーの『ヴァンケル』の株式50パーセント分をうち(イワマツグループ)が取得したのよ…あとの50パーセント分をマリンホールディングスからぶんどって来てや!!」
「えっ?『デリシャン』と『ヴァンケル』の株式をマリンホールディングスからぶんどって来るって…」
ゆみさんは、ものすごく怒った声で健介さんに言いながら旅道具を手渡した。
「はい試験開始よ!!グダグダ言わずに気持ちの矢印をマリンホールディングスへ向けなさい!!」
その後、ゆみさんは健介さんのもとから立ち去った。
ゆみさんからムチャブリされた健介さんは、イヤイヤの表情を浮かべながら東京へ向かった。
それでうまいこと行くのかな?
その一方であった。
健介さんに再就職の世話をした御夫婦は、JR新宮駅の待合室でずっと待たされていた。
そのまた一方で、天王寺駅の待合室で待っている先方さまはイライラした表情でホームの時計を見つめていた。
どうなってんだこりゃ…
またところ変わって、鵜殿《うどの》(三重県紀宝町)にある公則《まさのり》の実家にて…
弥太郎《やたろう》かよの夫婦のリフジンによって健介さんと無理やり結婚させられた花嫁さん・ピンセイ(21歳)は、家の雰囲気になじむことができずに苦しんでいた。
……………
話は変わって…
家のダイニングキッチンにて…
ピンセイは、桃子と一緒に晩ごはんの支度をしていた。
この日の夕食のメニューは、カニ玉であった。
桃子と一緒に晩ごはんの支度をしているピンセイは、とんでもないミスをやらかした。
ピンセイは、アルミの両手鍋に入っていたあんかけを流しに捨てた。
桃子は、ものすごくオタついた表情でピンセイに言うた。
「ピンセイさん!!」
「えっ?」
「それは、今作ったばかりのあんかけよ!!」
ピンセイは、ぼんやりとした表情で桃子に言うた。
「えっ?あんかけ?」
「ピンセイさん!!ねえピンセイさん!!」
この時、かよのが困った表情でダイニングキッチンにやって来た。
「桃子さん、どうしたのよ?」
桃子は、ものすごく困った表情でかよのに言うた。
「すみません…ピンセイさんが…あんかけを捨ててしまったのです。」
「困ったわねもう…」
ものすごく困った表情を浮かべているかよのは、ピンセイの右腕をつかんだあと大広間へ向かった。
またところ変わって、大広間にて…
かよのは、ピンセイをザブトンの上に座らせたあとテレビをつけた。
この時、ピンセイはものすごくオタついた声でかよのに言うた。
「大奥さま!!大奥さま!!」
かよのは、過度にやさしい声でピンセイに言うた。
「ピンセイさん、うちのことはいいからここにいてね。」
ピンセイは、ものすごくオタついた声でかよのに言うた。
「大奥さま!!料理をさせてください!!」
かよのは、過度にやさしい声でピンセイに言うた。
「ピンセイさんはうちの女神さまだから、ここにいてください〜」
ピンセイは、泣きそうな声でかよのに家事をさせてくださいと言うた。
「大奥さま!!アタシは女神さまになるために(健介さんと)結婚したのじゃないのです!!」
かよのは、過度にやさしい声でピンセイに言うた。
「分かってるわよ…だけど、ピンセイさんはうちの女神さまだからどっしりとかまえていてもいいのよ。」
「それではよくありません!!」
「ピンセイさんはここにいてください…あの〜…みたい番組があったら言うてください〜」
「大奥さま!!」
「ピンセイさんがみたい番組があったらチャンネルを換えますよ~…ああ、もうすぐ中国ドラマが始まるわね…三重テレビに(チャンネルを)替えるね。」
かよのは、リモコンを使って(チャンネルを)三重テレビに替えた。
テレビの画面に三重テレビで放送されている人気の中国ドラマが映っていた。
その後、かよのはピンセイに対して『お茶をいれるから待っててね〜』とやさしい声で言うたあとダイニングキッチンへ行った。
ピンセイは、ひどくオタついた表情でつぶやいた。
アタシは…
女神さまになるために健介さんと結婚したのじゃないのよ…
ソウジ・センタク・お料理をするために結婚したのよ…
これじゃ、結婚した意味がないわよ…
………………
この時、桃子がお茶をいれる道具を持ってピンセイのもとにやって来た。
桃子は、過度にやさしい声でピンセイに言うた。
「ピンセイさん、今からお茶をいれますね。」
ピンセイは、ひどくオタついた声で桃子に言うた。
「桃子さん、アタシは女神さまになるために結婚したのじゃありません!!」
桃子は、過度にやさしい声でピンセイに言うた。
「ピンセイさんは、この家の女神さまだからどっしりとかまえていてもいいのよ〜」
「よくありません!!」
ピンセイは、席から立ったあとダイニングキッチンへ行こうとした。
桃子は、ピンセイを止めたあと席にもどした。
「ピンセイさん〜」
「離してください!!」
「ピンセイさんは、この家の女神さまだからここにいてください〜」
「家のことをさせてください!!」
「家のことはいいから、ここにいてね…ゆっくりとお茶をのみながら中国ドラマを見てね〜」
桃子は、ピンセイをザブトンに座らせたあとお茶をいれる準備を始めた。
かよのと桃子は、失敗ばかりを繰り返していたピンセイがつらい思いをしているのではないかと思った。
ピンセイがつらい思いをしているので、かよのと桃子はピンセイに対して過度にやさしく接した。
ピンセイさんは、女神さまだから家のことはしなくてもいい…
かよのと桃子が言うた言葉の意味が理解できない…
…………………
また時は流れて…
12月4日の朝8時半頃であった。
またところ変わって、新宮市伊佐田町《なんきしんぐういさだちょう》にある中央郵便局《ゆうびんきょく》にて…
郵便局は、健介さんが転職した先の職場である。
健介さんは、ここで郵便物の仕分けのお仕事をしていたが思う通りに動くことができずに苦しんでいた。
健介さんがお仕事を始めようとした時であった。
上の人がものすごくあつかましい声で健介さんに言うた。
「おい武田!!」
「はい。」
「お前、ここでなにをやってるのだ!?」
「なにをやってるって、郵便物の仕分けのお仕事ですよ〜」
「きょうは仕事をするなと言うたのに分からんのか!?」
「なんでお仕事をしたらいかんのですか?」
「きょうは、武田に紹介したい人がいるから大阪へ行きますとお前に言うたのだぞ!!」
「課長が言うた意味がまったく分かりません〜」
「それじゃあ、オドレはこのままここ(郵便局)にいるつもりか!?」
「はっ?」
「ワシは初日からずっとオドレのことを見ていたけど、オドレはつらそうな表情を浮かべながら働いていたのでもうアカンと思ったのだよ…お前はなんでもといた職場(イワマツグループ)をなんでやめたのだ!?…その前にいた陸上自衛隊《ジエータイ》をなんでやめたのだ!?」
「よく分かりません〜」
「お前の気持ちの矢印がここ(郵便局)に向いてないと言うことに気がつけよ!!…もうすぐ、お前の再就職の世話してくださった御夫婦がこちらに来るから…早く支度しろ!!」
上の人にどぎつい声で言われた健介さんは、ものすごく怒った表情で上の人を小突いた。
その後、勝手に職場を飛び出した。
それから数時間後であった。
またところ変わって、熊野川の大河口付近にある公園にて…
勝手に職場放棄した健介さんは、キオスクで購入した缶ビールをのみながら考え事をしていた。
この時であった。
ゆみさんが健介さんのもとにやって来た。
ゆみさんは、健介さんに対して声をかけた。
「健介さ〜ん〜」
「ゆみさん。」
「久しぶりやね〜」
「ああ…」
「どないしたん?」
「郵便局をやめた!!」
「郵便局をやめたの?」
「ああ!!」
「なんで?」
「郵便局で働くことがイヤになったからやめた!!」
「そう…郵便局で働くことがイヤなのね〜」
「イワマツは…花嫁さんがいないことを理由にやめた。」
「ゆかねーちゃんからなんぞ言われたのね〜」
「はい…ゆかさんにもう一度ピンセイと話し合えと言われました。」
「ゆかねーちゃんは、健介さんに対していじわるで言うたのじゃないのよ。」
「それはよく分かっています…ウェンビンさんとたつろうさんとケントさんとリチャードさんは既婚者である…ヨシタカさんはやむを得ない理由があるからまだ未婚である…と考えると…ぼくはやっぱり…と感じました。」
健介さんは、缶ビールをひとくちのんだあとゆみさんに言うた。
「やっぱりぼくは…最初から花嫁さんをもらう資格がなかったのですよ〜」
ゆみさんは、怒った声で健介さんに言うた。
「なに言うてんねん!!あんたの気持ちの矢印がちがう方向に向いていることに気がつきなさい!!」
それから数秒後であった。
ゆみさんは、健介さんに対して怒った声で『試験問題を出すわよ!!』と言うたあと四つ折りの神戸新聞を渡した。
健介さんは、キョトンとした表情で言うた。
「神戸新聞?」
「神戸新聞の一面の左上に書かれている記事を読みなさい!!」
「えっ?」
「うち(イワマツグループ)は、デリシャン株・95パーセント分を取得したのよ…あと5パーセント分をマリンホールディングスからぶんどって来るのよ!!…それともう一つ…健康食品メーカーの『ヴァンケル』の株式50パーセント分をうち(イワマツグループ)が取得したのよ…あとの50パーセント分をマリンホールディングスからぶんどって来てや!!」
「えっ?『デリシャン』と『ヴァンケル』の株式をマリンホールディングスからぶんどって来るって…」
ゆみさんは、ものすごく怒った声で健介さんに言いながら旅道具を手渡した。
「はい試験開始よ!!グダグダ言わずに気持ちの矢印をマリンホールディングスへ向けなさい!!」
その後、ゆみさんは健介さんのもとから立ち去った。
ゆみさんからムチャブリされた健介さんは、イヤイヤの表情を浮かべながら東京へ向かった。
それでうまいこと行くのかな?
その一方であった。
健介さんに再就職の世話をした御夫婦は、JR新宮駅の待合室でずっと待たされていた。
そのまた一方で、天王寺駅の待合室で待っている先方さまはイライラした表情でホームの時計を見つめていた。
どうなってんだこりゃ…