大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【せっかちなかたつむり】
イワマツグループの全メンバーたちは、6月9日以降もお仕事の予定がたくさんあるので休みは1日もない…
そんな中であった。
どうでもいいくだらないもめ事がリチャードさんの実家で発生した。
時は、アメリカ太平洋時間6月9日の正午過ぎであった。
またところ変わって、ビバリーヒルズにあるリチャードさんの実家の大洋間にて…
大洋間のテーブルにリチャードさんの実家の家族たち9人と二組の家のご家族たちが集まっていた。
二組のご家族たちは、マーラさんとローザさんのお見合い相手のご家族たちであった。
マーラさんはニックさんの家へ…
ローザさんは、マイクさんの家へ…
……………………
…それぞれ嫁ぐことがすでに決まっていた。
ニックさんとマイクさんは、ふたりとも現役のアメリカ軍兵士であった。
……………………
話は変わって、テーブルの上にはレオンさんとマーサさんが作った料理が並んでいた。
マーラさんとニックさん…
ローザさんとマイクさん…
…の二組は向かい合って座っていたが、ものすごくかたい表情を浮かべていた。
この時、リチャードさんのお母さまがものすごく怒った声でマーラさんとローザさんに言うた。
「マーラ!!ローザ!!」
「ママ〜」
「ママ〜」
「ふたりとも、いいお顔をしなさい!!」
マーラさんとローザさんは、ものすごくつらそうな声でリチャードさんのお母さまに言うた。
「ママ!!わたしたちはなんで結婚しないといかんのよ〜」
「そうよ!!不公平よ!!」
リチャードさんのお母さまは、ものすごく怒った声でマーラさんとローザさんに言うた。
「マーラ!!ローザ!!リチャードお兄さんがものすごく怒っているのよ!!リチャードお兄さんのお怒りをしずめるためにパパとママが決めた結婚相手《おあいて》と今すぐに結婚しなさい!!」
マーラさんとローザさんは、ものすごく小生意気な声で言うた。
「アタシはイヤ!!」
「アタシもイヤよ!!」
この時、マーサさんはものすごく困った表情で言うた。
「マーラさん、ローザさん…今の状態では、選択肢は大学へ行くか結婚するかのふたつしかないのよ〜」
「なんで選択肢がふたつしかないのよ!?」
「そうよ!!不公平だわ!!」
「それじゃあ、なんで大学へ行かないのですか!?…大学へ行くほうが楽だとは思わないのですか!?」
「大学へ行くほうが楽って、だれが決めたのよ!?」
ローザさんがものすごく怒った声で言うたので、マーサさんはものすごく困った表情で言うた。
「マーラさんとローザさんは、楽しい時間がない生き方はつまらないとは思わないのですか!?サークル活動もコンパも合宿などの行事ごとがない…親しいお友だちと会えなくなるのよ…それでもいいのですか!?」
マーサさんからものすごく困った表情で言われたマーラさんとローザさんは、ものすごく怒った声でマーサさんに言うた。
「うるさいわね!!」
「アタシの人生はアタシだけのものよ!!」
「そうよそうよ!!」
「大学へ行くか結婚するのふたつしかないなんて不公平だわ!!」
この時、ニックさんのお母さまがものすごく困った表情でマーラさんとローザさんに言うた。
「おふたりさんは、なにを学びたいから大学に進学したのよ?」
マーラさんとローザさんは、怒った表情で言うた。
「最初は興味があるジャンルがあったけど…合わなくなったらやめた!!」
「アタシも同じよ!!」
マーラさんとローザさんは、ものすごく怒った表情でいすから立ったあと大洋間から出ようとした。
マーサさんは、ものすごく困った表情でマーラさんとローザさんを呼んだ。
「おふたりとも、待ってください!!」
ものすごく怒った表情を浮かべているマーラさんとローザさんは、大洋間から出たあと部屋に閉じこもった。
困ったわね…
マーサさんは、ものすごく困った表情でつぶやいたあといすに座った。
この時、ニックさんのお父さまが困った表情で言うた。
「もしかしたら…マーラさんとローザさんは…大学へ行きたいと言うてるのだよ〜」
ニックさんのお母さまは、困った表情で『そうかもしれないわね〜』と言うた。
マイクさんのお父さまは、やさしい声で言うた。
「それなら無理に結婚しなくてもいいのではないかな〜」
マイクさんのお母さまは、やさしい声で『そうかもしれないわね〜』と言うたあとこう言うた。
「今は6月で大学もなにかといそがしいからフクガクすることはできないわね…あっ、今年(2001年)のレイバーデーは9月の何日だったかな?」
「今年(2001年)のレイバーデーは、9月4日だよ。」
「それじゃあ、新学期は9月5日よね。」
ニックさんのご両親は、やさしい声で言うた。
「それじゃあ、9月5日からまた大学へ行けばいいと思うよ…おふたりは大学へ行った方がいいと思うよ〜」
「そうよね〜…せっかく入ることができた大学をやめるなんてもったいないわよ〜」
マイクさんのご両親も、やさしい声で言うた。
「そうだな…もったいないね〜」
「それなら、無理に結婚をすすめるのはよくないわよ〜」
リチャードさんのお母さまは、困った表情で言うた。
「それじゃあ、お見合いはどうなさるおつもりですか?」
ニックさんのご両親は、カドにやさしい声で答えた。
「ニックはまだ若いから(結婚相手と)出会う機会はまだたくさんあるよ〜」
「そうね…ニックはまだ20代だから…あせって結婚する必要はないわよ〜」
マイクさんのご両親も、カドにやさしい声で言うた。
「そうだな…うちのマイクもまだ20代だから…あせる必要はないか…」
「そうよ…結婚するのだったら30過ぎてからでもいいわよ〜」
「そうだな…それじゃあ、今回のお見合いは、ご縁がなかったと言うことで終わりにしようか。」
話し合いはここで終わった。
今回のお見合いは、マーラさんとローザさんの気持ちの矢印が結婚に向いていなかったのでまともならかった…で終わった。
ニックさんとマイクさんは、リチャードさんの実家から出たあと所属先の基地へ帰った。
時は流れて…
日本時間6月15日の夕方5時半頃であった。
またところ変わって、JR西大寺駅のすぐ近くにある不動産屋の前にて…
弥太郎《やたろう》かよの夫婦が暮らしている家に転がり込んだ桃子は、お仕事を終えたあと不動産屋さんの前にやって来た。
桃子は、入り口の戸に貼られている物件情報を見ながらため息をついた。
高い…
どの物件も家賃が高いわ…
とてもとは言えないけど…
無理よ…
…………………
それから数分後であった。
桃子は、駅へ向ってゆっくりと歩き出した。
弥太郎《やたろう》かよの夫婦の家に子どもふたりを連れてやって来た桃子は、弥太郎《やたろう》の知人の紹介で西大寺の中央郵便局に再就職した。
1年の契約社員で、月給17万8000円である。
桃恵《ももえ》は、西大寺の公立小学校《ガッコー》に転校した。
紀洋《のりひろ》は、受け入れ可能な保育園がないので日中は弥太郎《やたろう》かよの夫婦と一緒に自宅で過ごしていた。
……………
桃子は、母子3人が心から落ち着く場所を作るためにがんばろうと心に言い聞かせた。
…………………
(ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…キーッ、プシュー…)
時は、夕方6時半頃であった。
またところ変わって、JR大多羅駅のプラットホームにて…
大多羅《おおたら》は、西大寺から岡山よりへひとつ先にある駅である。
この時、岡山方面へ向かう電車が時間調整をするためにプラットホームに一時停車していた。
同時に、相生方面行きの各駅停車《どんこう》が反対のプラットホームに入った。
停車した電車の中からスーツ姿の宗隆《むねたか》が降りた。
宗隆《むねたか》は、電車から降りたあと陸橋を渡って改札口へ向かった。
駅の待合室にて…
スーツ姿の宗隆《むねたか》は、待合室にいた桃子と出会った。
宗隆《むねたか》は、桃子に声をかけた。
「桃子さん。」
「宗隆《むねたか》さん。」
「今、お帰りですか?」
「うん。」
「一緒に帰りましょうか。」
このあと、桃子と宗隆《むねたか》は駅を出たあと歩いて家へ向かった。
そんな中であった。
どうでもいいくだらないもめ事がリチャードさんの実家で発生した。
時は、アメリカ太平洋時間6月9日の正午過ぎであった。
またところ変わって、ビバリーヒルズにあるリチャードさんの実家の大洋間にて…
大洋間のテーブルにリチャードさんの実家の家族たち9人と二組の家のご家族たちが集まっていた。
二組のご家族たちは、マーラさんとローザさんのお見合い相手のご家族たちであった。
マーラさんはニックさんの家へ…
ローザさんは、マイクさんの家へ…
……………………
…それぞれ嫁ぐことがすでに決まっていた。
ニックさんとマイクさんは、ふたりとも現役のアメリカ軍兵士であった。
……………………
話は変わって、テーブルの上にはレオンさんとマーサさんが作った料理が並んでいた。
マーラさんとニックさん…
ローザさんとマイクさん…
…の二組は向かい合って座っていたが、ものすごくかたい表情を浮かべていた。
この時、リチャードさんのお母さまがものすごく怒った声でマーラさんとローザさんに言うた。
「マーラ!!ローザ!!」
「ママ〜」
「ママ〜」
「ふたりとも、いいお顔をしなさい!!」
マーラさんとローザさんは、ものすごくつらそうな声でリチャードさんのお母さまに言うた。
「ママ!!わたしたちはなんで結婚しないといかんのよ〜」
「そうよ!!不公平よ!!」
リチャードさんのお母さまは、ものすごく怒った声でマーラさんとローザさんに言うた。
「マーラ!!ローザ!!リチャードお兄さんがものすごく怒っているのよ!!リチャードお兄さんのお怒りをしずめるためにパパとママが決めた結婚相手《おあいて》と今すぐに結婚しなさい!!」
マーラさんとローザさんは、ものすごく小生意気な声で言うた。
「アタシはイヤ!!」
「アタシもイヤよ!!」
この時、マーサさんはものすごく困った表情で言うた。
「マーラさん、ローザさん…今の状態では、選択肢は大学へ行くか結婚するかのふたつしかないのよ〜」
「なんで選択肢がふたつしかないのよ!?」
「そうよ!!不公平だわ!!」
「それじゃあ、なんで大学へ行かないのですか!?…大学へ行くほうが楽だとは思わないのですか!?」
「大学へ行くほうが楽って、だれが決めたのよ!?」
ローザさんがものすごく怒った声で言うたので、マーサさんはものすごく困った表情で言うた。
「マーラさんとローザさんは、楽しい時間がない生き方はつまらないとは思わないのですか!?サークル活動もコンパも合宿などの行事ごとがない…親しいお友だちと会えなくなるのよ…それでもいいのですか!?」
マーサさんからものすごく困った表情で言われたマーラさんとローザさんは、ものすごく怒った声でマーサさんに言うた。
「うるさいわね!!」
「アタシの人生はアタシだけのものよ!!」
「そうよそうよ!!」
「大学へ行くか結婚するのふたつしかないなんて不公平だわ!!」
この時、ニックさんのお母さまがものすごく困った表情でマーラさんとローザさんに言うた。
「おふたりさんは、なにを学びたいから大学に進学したのよ?」
マーラさんとローザさんは、怒った表情で言うた。
「最初は興味があるジャンルがあったけど…合わなくなったらやめた!!」
「アタシも同じよ!!」
マーラさんとローザさんは、ものすごく怒った表情でいすから立ったあと大洋間から出ようとした。
マーサさんは、ものすごく困った表情でマーラさんとローザさんを呼んだ。
「おふたりとも、待ってください!!」
ものすごく怒った表情を浮かべているマーラさんとローザさんは、大洋間から出たあと部屋に閉じこもった。
困ったわね…
マーサさんは、ものすごく困った表情でつぶやいたあといすに座った。
この時、ニックさんのお父さまが困った表情で言うた。
「もしかしたら…マーラさんとローザさんは…大学へ行きたいと言うてるのだよ〜」
ニックさんのお母さまは、困った表情で『そうかもしれないわね〜』と言うた。
マイクさんのお父さまは、やさしい声で言うた。
「それなら無理に結婚しなくてもいいのではないかな〜」
マイクさんのお母さまは、やさしい声で『そうかもしれないわね〜』と言うたあとこう言うた。
「今は6月で大学もなにかといそがしいからフクガクすることはできないわね…あっ、今年(2001年)のレイバーデーは9月の何日だったかな?」
「今年(2001年)のレイバーデーは、9月4日だよ。」
「それじゃあ、新学期は9月5日よね。」
ニックさんのご両親は、やさしい声で言うた。
「それじゃあ、9月5日からまた大学へ行けばいいと思うよ…おふたりは大学へ行った方がいいと思うよ〜」
「そうよね〜…せっかく入ることができた大学をやめるなんてもったいないわよ〜」
マイクさんのご両親も、やさしい声で言うた。
「そうだな…もったいないね〜」
「それなら、無理に結婚をすすめるのはよくないわよ〜」
リチャードさんのお母さまは、困った表情で言うた。
「それじゃあ、お見合いはどうなさるおつもりですか?」
ニックさんのご両親は、カドにやさしい声で答えた。
「ニックはまだ若いから(結婚相手と)出会う機会はまだたくさんあるよ〜」
「そうね…ニックはまだ20代だから…あせって結婚する必要はないわよ〜」
マイクさんのご両親も、カドにやさしい声で言うた。
「そうだな…うちのマイクもまだ20代だから…あせる必要はないか…」
「そうよ…結婚するのだったら30過ぎてからでもいいわよ〜」
「そうだな…それじゃあ、今回のお見合いは、ご縁がなかったと言うことで終わりにしようか。」
話し合いはここで終わった。
今回のお見合いは、マーラさんとローザさんの気持ちの矢印が結婚に向いていなかったのでまともならかった…で終わった。
ニックさんとマイクさんは、リチャードさんの実家から出たあと所属先の基地へ帰った。
時は流れて…
日本時間6月15日の夕方5時半頃であった。
またところ変わって、JR西大寺駅のすぐ近くにある不動産屋の前にて…
弥太郎《やたろう》かよの夫婦が暮らしている家に転がり込んだ桃子は、お仕事を終えたあと不動産屋さんの前にやって来た。
桃子は、入り口の戸に貼られている物件情報を見ながらため息をついた。
高い…
どの物件も家賃が高いわ…
とてもとは言えないけど…
無理よ…
…………………
それから数分後であった。
桃子は、駅へ向ってゆっくりと歩き出した。
弥太郎《やたろう》かよの夫婦の家に子どもふたりを連れてやって来た桃子は、弥太郎《やたろう》の知人の紹介で西大寺の中央郵便局に再就職した。
1年の契約社員で、月給17万8000円である。
桃恵《ももえ》は、西大寺の公立小学校《ガッコー》に転校した。
紀洋《のりひろ》は、受け入れ可能な保育園がないので日中は弥太郎《やたろう》かよの夫婦と一緒に自宅で過ごしていた。
……………
桃子は、母子3人が心から落ち着く場所を作るためにがんばろうと心に言い聞かせた。
…………………
(ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…キーッ、プシュー…)
時は、夕方6時半頃であった。
またところ変わって、JR大多羅駅のプラットホームにて…
大多羅《おおたら》は、西大寺から岡山よりへひとつ先にある駅である。
この時、岡山方面へ向かう電車が時間調整をするためにプラットホームに一時停車していた。
同時に、相生方面行きの各駅停車《どんこう》が反対のプラットホームに入った。
停車した電車の中からスーツ姿の宗隆《むねたか》が降りた。
宗隆《むねたか》は、電車から降りたあと陸橋を渡って改札口へ向かった。
駅の待合室にて…
スーツ姿の宗隆《むねたか》は、待合室にいた桃子と出会った。
宗隆《むねたか》は、桃子に声をかけた。
「桃子さん。」
「宗隆《むねたか》さん。」
「今、お帰りですか?」
「うん。」
「一緒に帰りましょうか。」
このあと、桃子と宗隆《むねたか》は駅を出たあと歩いて家へ向かった。