大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
第18話・トランジスタ・ラジオ

【ほんのノスタルジー】

(ゴーッ…)

時は、日本時間10月5日の夜7時頃であった。

イワマツグループのA班のメンバーたちが乗り込んだ専用機が松山空港から飛び立った。

次回、(沖縄県以外の地域に)来日する予定は未定であった。

10月6日以降もイワマツグループのメンバーたちは、お仕事の予定がたくさん入っていた。

A班のメンバーたちは、特大倉庫のお手入れ・建物の建築現場とトロンハイムの造船所の豪華客船の建造現場とアメリカ合衆国の航空機工場の建造現場の視察・帳簿の整理など…

お仕事は、山のようにあった。

B班のメンバーたちは、性風俗を主体としたレジャー関連の経営と私のハーレム作りとお嫁さん育てなど…

C班はプレタ…

D班は食の部門…

…の活動にそれぞれ取り組んでいた。

だから、休みは1日もない。

イワマツグループのメンバーたちが1日も休まずにお仕事に取り組んでいた時であった。

ビバリーヒルズにあるリチャードさんの実家とその周りでくだらないもめ事が発生した。

時は、アメリカ太平洋時間10月5日の正午過ぎであった。

ところ変わって、カリフォルニア大学・ロス校の中にある学食にて…

この日、ローザさんはものすごくイラついていたようだ。

この日はローザさんが4日前に受講したゼミのレポート提出の締め切り日であったが、レポートを作成することができなかった(…じゃなくて、ローザさんのなまけた性格が原因でしょ…)ので、単位を落とした。

ローザさんは、単位を落としたことよりも大学にフクガクしたことが気に入らないことに対して腹を立てていた。

なんなのよ一体もう…

なんでレポートを書かないといかんのよ…

経済概念《がいねん》の教授《センコー》は上から目線で学生たちを見下すので、ものすごく腹が立つわ!!

………………………

この日、ローザさんは食欲がなかったのでペプシコーラ一杯だけをたのんだ。

その後、ローザさんは空いている席に座った。

この時、ローザさんと同じゼミで受講していた女子大生がローザさんのもとにやって来た。

女子大生は、おどろいた声でローザさんに言うた。

「ちょっとローザ!!」
「(ローザさん、ものすごくひねた声で言う)なによぉ!!」
「あんた、食べるものはどうしたのよ!?」
「あいつら(ローザさんにちょっかい出した男子大学生たち)にたかられた!!」
「たかられたって?」
「そうよ!!だから食べ物を頼まなかった!!…と言うよりも、もう頼むのをやめた!!」
「ローザ、それじゃあお腹がすくわよ〜」
「ほっといてよ!!食べたくないと言うたら食べたくないの!!」
「困ったわね〜」

女子大生は、ハンバーガーセットをテーブルの上に置いたあとローザさんと向き合う形でいすに座った。

女子大生は、ものすごく困った声でローザさんに言うた。

「ローザ…ローザってば〜」
「なによ!!」
「あんた、今日はなんの日か分かってるの?」
「知らないわよ!!」
「今日は、4日前に受講したゼミのレポート提出の締め切り日よ〜」
「フン、知らないわよ!!」
「ローザ、あんたレポートはどうしたのよ?」
「めんどくさいから書くのをやめた!!」
「ローザ、あんたこれで単位をいくつ落としたのか分かっているの?」
「フン、知らないわよ!!」

女子大生は、ひねた表情を浮かべているローザさんに困った表情で言うた。

「ローザ…ローザ!!」
「なによ!!」
「ローザ!!このままでは、卒業単位をもらえなくなるわよ!!」
「フン!!そんなもんいらないわよ!!…アタシ…大失敗したわ!!」
「大失敗したって?」
「大学にフクガクすることを選んだので大失敗したのよ!!」
「それはどう言うことよ?」
「意味なんかないわよ!!」
「ローザ〜」
「なによ!!」
「せっかく入ることができた大学をやめるのはもったいないないわよ〜」
「せっかく入ることができた大学と言うのがいかんのよ!!」
「どうして?」
「どうしてって…推薦《コネ》でカリフォルニア大に入ったからよ!!」
「どう言うことよ?」
「パパとママが、ママの知人にたのみに行ったのよ…それでここに来たのよ!!」
「ローザ〜…ローザが失敗したと言うのであれば勉強で取り返したらいいじゃないのよ〜」
「フン、知らないわよ!!」
「ローザ〜」
「アタシは、大学で学びたいものがないのよ!!学びたいものがないからイヤイヤ経済学部《フツーカ》に来たのよ!!」
「ローザ〜、あんたは大学の入学式の時に『ガッコーの先生になりたい〜』と言うたわね〜…それならなんでがんばらないのよ?」
「あれはテキトーに言うただけよ!!」
「テキトーに言うただけ!?」
「そうよ!!」
「それじゃあ、ローザは大学を卒業したあとどうするつもりよ!?」
「知らないわよ!!」
「ローザ!!」

(バーン!!)

思い切りブチ切れたローザさんは、平手打ちでテーブルをたたいたあといすから立ち上がった。

女子大生は、怒った表情でローザさんに言うた。

「ローザ!!どこへ行くのよ!?」

ローザさんは、ものすごく怒った声で言うた。

「アタシ!!キューガクするわよ!!無期限でキューガクするわよ!!」
「無期限でキューガクするって、どう言うことよ!?」
「うるさいわね!!あんたはアタシに対して上から目線でえらそうに言うたので、一生うらむわよ!!」

思い切りブチ切れたローザさんは、テーブルの上にペプシコーラをひっくりかえしたあと学食から立ち去った。

その後、ローザさんは勝手に大学の外へ出たあとどこかへ行った。

(キュイーン…)

時は、夕方4時過ぎであった。

またところ変わって、リチャードさんの実家にて…

実家の大洋間にマーサさんがいた。

マーサさんは、ダイソンのスティッククリーナーを使って床の掃除をしていた。

そこへ、ローザさんがものすごく怒った表情で帰宅した。

マーサさんは、ローザさんに対してやさしい声で言うた。

「ローザさん、お帰りなさい…大学へ行ってたのね…お友だちに会えたかな?」

ローザさんは、マーサさんに対してものすごく怒った声で『うるさいわね!!』と言うた。

マーサさんは、ものすごく困った表情でローザさんに言うた。

「どうしたのよ?」
「知らないわよ!!」
「ローザさん〜」
「やかましいわね嫂《よそもの》!!」
「ローザさん、大学でなにがあったのよ?」
「知らないわよ!!もういいわよ!!」

思い切りブチ切れたローザさんは、マーサさんをはらいのけたあと自分の部屋へ行こうとした。

マーサさんは、ローザさんに対して『待って!!』と言うて止めた。

マーサさんに止められたローザさんは、ものすごく怒った声でマーサさんに言うた。

「離してよ!!」
「ローザさん待ってよ〜」
「離してよ!!」
「ローザさん、大学でイヤなことでもあったの?」
「あんたはアタシをどうするつもりよ!?」
「アタシは、ローザさんを救いたいのよ〜」
「嫂《よそもの》がいらないことをしないでよ!!」
「アタシは、ローザさんが苦しんでいるから助けたいのよ〜」
「うるさいわね嫂《よそもの》!!」

(ドカッ…)

思い切りブチ切れたローザさんは、両手でマーサさんを突き飛ばしたあと自分の部屋へ向かった。

なんで…

なんでローザさんは…

アタシを突き飛ばしたのよ…

アタシは、義父《パパ》からマーラさんとローザさんの心の支えになってほしいと頼まれたのよ…

苦しんでいる義妹《いもうと》を助けるのは、嫂《あね》の役目よ…

なんでマーラさんとローザさんは…

アタシを拒絶するのよ…

分からないわ…

…………………

時は、夜7時半頃であった。

大洋間のテーブルにリチャードさんの実家の家族たち7人が集まっていた。

マーラさんとローザさんは、食卓にいなかった。

テーブルの上には、リチャードさんのお母さまとマーサさんが作った料理が並んでいた。

この時、リチャードさんのお父さまがものすごく困った声でマーサさんに言うた。

「マーサさん。」
「義父《パパ》〜」
「マーラとローザは、どこへ行ったのかな?」
「どこへ行ったのか分かりません〜」

リチャードさんのお父さまは、ものすごく困った表情で『困ったな〜』と言いながら、コッペパンをちぎった。

「ごちそうさまでした〜」

この時、レオンさんとマーサさんのお子さまたがごはんを食べ終えたあと席から離れた。

それからまた数秒後であった。

リチャードさんのお母さまがものすごく困った声でお父さまに言うた。

「あなた。」
「どうした?」
「ローザが通っている大学のお友だちから聞いたけど…ローザ…単位を落としたと言うていたわよ。」
「また単位を落としたのか?」
「ええ。」
「ローザは、レポートをなんで書かなかったのだ!?」
「そんなこと知りません!!ローザに聞いてください!!」

リチャードさんのお母さまは、ものすごくあつかましい声でお父さまに言うた。

「それともう一つ、マーラが大学にキューガク届けを出しました!!」
「またマーラが大学にキューガク届けを出したのか!?」
「ええ!!そうよ!!」
「マーラとローザは、どこのどこまで甘えているのだ!?…大学へ行くか結婚するかの2つしか選択肢がないと言うことがまだ分からないのか!?」
「そう言うあなたも、知らないうちにムカンシンになっていることに気がついてよ!!」
「なんでわしもいかんのだ!?」
「あなたがマーラとローザに対してカドに愛情を注いだのでマーラとローザが甘ったれになったのよ!!」
「ふざけるな!!」

(バーン!!)

この時であった。

たまりかねたレロンさんが平手打ちでテーブルをバーンとたたいたあといすから立ち上がった。

リチャードさんのお母さまは、ものすごく困った声でレロンさんに言うた。

「レロン、どうしたのよ?」

レロンさんは、ものすごく怒った表情でお母さまに対してこう言うた。

「ママ…メグとぼくの挙式は…うんと遠い場所にあるリゾート地で…ふたりきりで挙げます!!」
「レロン〜」
「パパとママがぼくに延期しろと言うたから怒っているのだよ!!」

この時、マーサさんがやさしい声でレロンさんに言うた。

「レロンさん。」
「なんや!!」
「義父母《パパとママ》は、レロンさんを困らせようと思って言うたのじゃないのよ〜」

レロンさんは、ものすごく怒った声でマーサさんを怒鳴りつけた。

「嫂《よそもの》は口出しするな!!」
「レロンさん!!」
「あんたは、いつ頃から親の肩を持つようになった!?」
「持ってないわよ!!」
「それじゃあ、なんで挙式を延期しろと言うた!?」
「レロンさんは、おふたりのお姉様のさみしい気持ちをなんでくもうとしないのよ!?」
「ナマケモノの姉ふたりの気持ちなんか知らないよ!!ふざけるな!!おい兄《クソ》!!」

思い切りブチ切れたレロンさんは、怒りの矛先をレオンさんに向けた。

「なんだよ!!」
「あんたも悪いのだよ!!嫂《よそもの》がナマイキになった原因はぜんぶ兄《クソ》にあるのだよ!!」
「レロン!!」
「うるせーんだよ!!」

(ガーン!!)

思い切りブチ切れたレロンさんは、グーでレオンさんのこめかみを殴りつけたあとお父さまとお母さまに言うた。

「オレとメグの結婚は、ふたりだけの問題だ!!…あんたらは介入するな!!」

思い切りブチ切れたレロンさんは、食卓から出たあと部屋に閉じこもった。

それからまた数分後であった。

ものすごく怒った表情を浮かべているレオンさんは『ごちそうさま!!』と言うたあと席をけとばした。

その後、自分の部屋に閉じこもった。

困ったわね…

なんでうちの子どもたちは…

おだやかに話し合うことができないのよ…

リチャードさんのお母さまは、ものすごくオタついた表情でつぶやいた。
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