大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【あなたとトゥラッタッタ♪】

時は、韓国時間12月12日の午前11時半頃であった。

またところ変わって、ソウルのロッテワールドのすぐ近くにあるロッテホテルワールドにて…

ホテルの館内にある特大結婚披露宴場《ひろうえんじょう》に大勢の人たちが集まっていた。

特大結婚披露宴《ひろうえんじょう》では親御さま向けの結婚相談会が催されていた。

この時、会場にイナ姐《ねえ》はんがいた。

イナ姐《ねえ》はんは、女性のご両親たちにお会いしたあとお相手のプロフィールをいただいた。

イナ姐《ねえ》はんは、合計40人の女性《おあいて》のプロフィールをいただいたあと会場から出た。

その翌日であった。

イナ姐《ねえ》はんは、(ソウル)特別区内で催されていた複数の代理コンカツの催しに足を運んだ。

約1週間のあいだに合計200人分の女性《おあいて》のプロフィールを得ることができた。

(ゴーッ…)

時は、12月19日の朝8時過ぎであった。

イナ姐《ねえ》はんが乗り込んだアシアナ航空の飛行機がソウルインチョン国際空港から飛び立った。

飛行機の行き先は福岡空港であった。

イナ姐《ねえ》はんは、福岡空港で飛行機を降りたあと地下鉄で博多駅に移動した。

その後、博多駅から山陽新幹線上り・のぞみ号に乗って広島駅へ移動した。

広島駅で新幹線を降りたあとは、ひろでんの宇品港行きの路面電車《トラム》〜石崎汽船のスーパージェットを乗り継いで松山観光港へ向かった。

その後、松山観光港から連絡バス〜いよてつ高浜線の郊外電車〜今治桟橋行きの特急バスと乗り継いで目的地へ向かった。

(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)

時は、午後3時半過ぎであった。

イナ姐《ねえ》はんが乗っている特急バスは、玉川町の散宿所前《さんしゅくしょまえ》のバス停付近の交差点を通過した。

交差点の左側の道は、鈍川温泉《おんせんがい》…

真ん中は、道後・北条・菊間方面…

…にそれぞれつながっている道である。

バスは、今治市内方面へ向かって走行した。

バスの車内にて…

イナ姐《ねえ》はんは、手提げのカバンに入っているファイルをちらちらとみながらつぶやいた。

早くよーくんに届けなきゃ…

よーくんに残された時間は…

限られている…

急がなきゃ…

さて、その頃であった。

またところ変わって、今治市旭町《しないあさひまち》にある今治国際ホテルのエントランホールにあるカフェテリアにて…

カフェテリアの席にイワマツグループのA班のメンバーたちとマァマと石油小売り会社の社長さまたちがいた。

11月30日と12月1日に催されたゴルフコンペの時に行った商談が無事に成立した。

この日は、リース契約の手続きと現地の油田のことなどの説明を行った。

マァマは、ゆきさんと風香《フー》ちゃんとかおるさんと女子生徒《せいと》たち20人と一緒にA班のメンバーたちのお仕事ぶりを静かに見守っていた。

1日の予定は、夕方5時に終了した。

このあと、A班のメンバーたち18人は石油小売り会社の社長さまたちと一緒に23階にあるラウンジへ移動する予定である。

マァマとかおるさんと女子生徒《せいと》たち20人は、キッチンつきの豪華スイートルームへ帰った。

マァマとかおるさんと女子生徒《せいと》たち20人は、ルームサービスで注文した和食定食で夕食を摂った。

夕食を摂ったあと、女子生徒《せいと》たちは学校から与えられたプリントで勉強をした。

イワマツグループのA班のメンバーたち18人は、石油小売り会社の社長さまたちとバイキングで夕食を摂った。

時は、夜9時半頃であった。

120人分が収容できる特大和室のテーブルにマァマと女子生徒《せいと》たち20人が集まっていた。

和室のテレビの画面には、南海放送テレビが映っていた。

この時間は『秘密のケンミンSHOW』の2時間スペシャルが放送されていた。

ダイニングテーブルにいるかおるさんは、ノートパソコンをひらいて学校に送るレポートを作成していた。

(ピンポーン〜)

この時であった。

玄関の呼鈴《ベル》が鳴ったので子守女《こもりめ》さんが応対に出た。

それから1分後であった。

子守女《こもりめ》さんが特大和室にいるマァマに声をかけた。

「ジナさま〜、韓国からお姐《ねえ》さまがお越しになりました〜」
「あっ、はい…もう今おもしろいところなのに…」

マァマは、ブツブツ言いながら和室から出た。

それからまた数分後であった。

かおるさんが和室にいる女子生徒《せいと》たち20人に対して『みなさま!!来客ですよ!!』と言いながらリモコンを使ってテレビの電源を切った。

女子生徒《せいと》たちのひとりが『今おもしろいところなのに〜』と言うたので、かおるさんは困った声で言うた。

「みなさま!!そこはジナさまと来客の方がおすわりになるのよ!!みなさまは早くお茶をお出しする準備を始めなさい!!」

女子生徒《せいと》たち20人は、和室から出たあとキッチンへ向かった。

それからまた1分後にマァマとイナ姐《ねえ》はんが和室にあがった。

マァマは、困った声でイナ姐《ねえ》はんに言うた。

「お姐《ねえ》ちゃん、おうちは大丈夫なの?」

イナ姐《ねえ》はんは、のんきな声でマァマに言うた。

「大丈夫よ…嫁が留守番を務めているから大丈夫よ〜」

このあと、マァマとイナ姐《ねえ》はんはテーブル席についた。

それから1分後に女子生徒《せいと》たち20人が和室にあがった。

女子生徒《せいと》たち20人は、ひとことも言わずにお茶をいれる作業を始めた。

イナ姐《ねえ》はんは、マァマに対してやさしい声で言うた。

「ジナ。」
「なあに?」
「よーくんたちは、どこにいるのかな?」
「よーくんたちはお仕事で今治《ここ》に来たのよ!!11月30日〜12月1日に行われたゴルフコンペで一緒にゴルフをしていた石油小売り会社の社長さまが申し込んだトルクメニスタンの油田の採掘権のリース契約に関するお仕事があったのよ…うちは、よーくんのお仕事ぶりを静かに見守っていたのよ。」
「商談のお仕事ね。」
「商談は無事に成立したわよ…よーくんたちは今、先方さまと一緒に(23階にある)ラウンジで夕食のあと雑談をしているのよ。」
「雑談しているのね。」
「1日の予定は、10時に終了する予定よ。」
「その後、部屋《おうち》に帰ってくるのね。」
「うん…部屋に帰ったあともお仕事をするのよ〜」
「それじゃあ、いつ寝るのよ?」
「お姐《ねえ》ちゃん!!よーくんは会社経営者よ!!」
「分かってるわよ〜」

この間に、女子生徒《せいと》たちはマァマとイナ姐《ねえ》はんに対して石鎚黒茶《おちゃ》が入っている砥部焼の湯のみをゆっくりと手渡した。

イナ姐《ねえ》はんは、困った表情で言うた。

「ジナ。」
「なによ〜」
「よーくんは、いつになったらお嫁さんをもらうのよ?」
「お姐《ねえ》ちゃん!!よーくんの結婚を心配するよりもボヒョンの結婚を心配してよ!!」
「分かってるわよ〜…だけどボヒョンは(KーPOPのガールズグループ)の(推しの女の子)に夢中になってるから…お嫁さんをもらえないかもしれない〜」

そこへ、かおるさんが和室にいる女子生徒《せいと》たちに声をかけた。

「あなたたち!!そこでなにをしているの!?ジナさまはいま大事なお話をしているのよ!!…あなたたちはプリント学習がまだできてないのでしょ!!」

女子生徒《せいと》たち20人は『は〜い。』と言うたあと和室から出た。

女子生徒《せいと》たち20人は、ダイニングテーブルのイスに座ったあとプリント学習を再開した。

かおるさんは、女子生徒《せいと》たち20人の見守りを始めた。

このあとも、マァマとイナ姐《ねえ》はんは話し合いをした。
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