大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【こんなに好きになっちゃっていいの】

話は【あなたとトゥラッタッタ♪】からのつづきである。

イナ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った表情でマァマに言うた。

「ジナ〜」
「お姐《ねえ》ちゃん。」
「うち、先週からずっとソウルのあちらこちらの代理コンカツの会場をまわって、100人分の女性《おあいて》のプロフィールをいただいたのよ〜」
「なんで代理コンカツの会場に行ったのよ?」
「なんでって、よーくんのお嫁さん探しで行ったのよ〜」
「お姐《ねえ》ちゃん!!よーくんの心配するよりもボヒョンの心配をしてよ!!」
「分かってるわよ〜…だけどボヒョンは(KーPOPのガールズグループ)の(推しの女の子)と結婚したいと言うてるのよ〜」
「ボヒョンの寝ぼけた性格をなおすのはお姐《ねえ》ちゃんの役目でしょ!!」
「分かってるわよ〜」
「ソヒも大学に行かずにプラプラとしているみたいね〜」

マァマからきつい声で言われたイナ姐《ねえ》はんは、困った表情で言うた。

「ジナ、うちはものすごく困っているのよ〜」
「ソヒはそのうちに気持ちが変わるから見守ってあげなよ…それよりも問題はボヒョンのことよ!!お姐《ねえ》ちゃんがソウルのあちらこちらで開催された代理コンカツイベントで得た女性《おあいて》のプロフィールは、ボヒョンに見せるべきよ!!」
「分かってるわよ〜」
「それと、よーくんのお嫁さんはうちらに選ぶ権利があるのよ!!」

イナ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った表情で言うた。

「ジナ、それはよくないわよ…やっぱりよーくんの意向を聞かないと…」

マァマは、たしなめる表情で言うた。

「お姐《ねえ》ちゃん!!」
「ジナ〜」
「よーくんのお嫁さん選びは慎重にしないといかんのよ!!」
「分かってるわよ…だけど…もしよーくんに好きなコができた…結婚すると決めたあとジナに相手を紹介した…その時、ジナはどうするのよ?」
「お姐《ねえ》ちゃん!!それは考えすぎよ!!」
「だけど…」
「よーくんは、2歳の終わりから88年のあいだにかけて恋をしたことが1度もなかったのよ!!」
「それは分かってるわよ…」
「分かっているのだったら、ひとりでソワソワとしないでよ!!お姐《ねえ》ちゃんが過度にソワソワとしていたらよーくんが落ち着かなくなるわよ!!」

マァマに怒鳴られたイナ姐《ねえ》はんは、シュンとした表情を浮かべた。

それからまた数秒後にイナ姐《ねえ》はんはマァマに言うた。

「ジナ〜」
「なによぉ〜」
「うちはものすごく心配しているのよ〜」
「お姐《ねえ》ちゃん!!」
「ジナが決めたお見合い相手の女性とよーくんがお見合いしたあとはどうするのよ?…すぐに結婚するの?」
「お姐《ねえ》ちゃん!!よーくんのお嫁さんはうちらで選ぶと決まっているのよ!!複数の女の子たちとお見合いした中からひとりを選ぶのよ!!…よーくんのお嫁さんは、うちの一存で決めることはできないのよ!!皆と協議《はなしあい》をして決めるのよ!!…その時はよーくんを同席させるわよ!!」
「それだったらいいけど…」
「だったら、お姐《ねえ》ちゃんはボヒョンの結婚問題を解決させてよ!!」
「分かってるわよ〜」

マァマに怒鳴られたイナ姐《ねえ》はんは、シュンとした表情を浮かべていた。

マァマは、お茶をひとくちのんだあとため息をついた。
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