大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【ff(フォルテシモ)・その2】

話は、イナ姐《ねえ》はんが見た夢の話から始まる。

場所は、ロッテホテルワールドのキッチンつきの豪華スイートルームにて…

部屋にイナ姐《ねえ》はんがいた。

私とジェニカは、浴室にいた。

浴室にいる私とジェニカは、スウェーデン語でスウェーデン民謡を歌いながらイチャイチャしていた。

この時、イナ姐《ねえ》はんは、ソワソワした様子であたりを見渡しながらつぶやいた。

よーくん…

ねえよーくんってば…

よーくんは…

ジェニカちゃんと結婚すると決めたの?

ジェニカちゃんにプロポーズをしたの?

よーくん…

それから数分後であった。

(ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア〜)

浴室からシャワーの音が聞こえた。

(ドキン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)

この時、イナ姐《ねえ》はんの乳房《むね》の奥で激しい鼓動が生じた。

よーくん…

まさか…

ジェニカちゃんとキスをしているの?

ああああああ…

ソワソワしちゃう〜…

気持ちがパンパンになったイナ姐《ねえ》はんは、私とジェニカがいる浴室の前にやって来た。

イナ姐《ねえ》はんは、ゆっくりとドアをあけたあとドアのすきまから様子を見た。

浴室と脱衣場のあいだは、アクリル板で仕切られていた。

えんじ色のサーフパンツ姿の私は、大きめのマットの上に寝転んでいた。

黒のユニクロ水着のスイムビキニショーツ1枚の姿のジェニカは、私のマッチョな肉体をおくちでせめていた。

「ああ…ヨシタカ…好きよ…ヨシタカ…好きよ…」

私とジェニカの濃厚なラブシーンを見たイナ姐《ねえ》は、叫び声をあげそうになった…

………………………

(パチッ…)

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

イナ姐《ねえ》はんは、叫び声をあげながらめざめた。

「ああ…夢…夢だったのね〜」

イナ姐《ねえ》はんは、両手で髪の毛をかきむしったあと身体を震わせながらつぶやいた。

あ〜ん、ソワソワしちゃう…

よーくん…

ジェニカちゃんと結婚すると決めたのに…

なんでプロポーズをしないのよ…

ジェニカちゃんは…

よーくんからのプロポーズを待っているのよ…

……………………

あ〜ん…

ソワソワしちゃう〜…

…………………………
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