大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
第31話・世界中の誰よりきっと

【ファースト・デイト】

時は、5月4日の夕方6時頃であった。

またところ変わって、大阪市中央区城見にあるテレビ局にて…

イワマツグループのA班のメンバーたち20人は、局内にある楽屋にいた。

5月5日の午前0時から日曜日昼に放送されているディベート番組の大量収録が48時間に渡って行われる予定である。

大量収録に出演する予定の私は、ディレクターチェアにこしかけて休んでいた。

(ペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコン…)

ゆかさんは、水銀の血圧計を使って私の血圧値と脈拍数を測定していた。

(プシュー…)

リストバンドのエアーが抜けた。

ゆかさんは、チェックシートに私の血圧値と脈拍数を記入したあとこう言うた。

「(上は)124(下は)88…脈拍数は正常ね。」

(ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ…)

この時、私の右わきにはさんでいるオムロンの電子体温計の電子音が鳴った。

私は、電子体温計を取り出したあとゆかさんに渡した。

ゆかさんは、私の体温をチェックシートに記入した。

その後、ゆかさんは水銀の血圧計をお医者さんカバンに収納した。

この時、キャスター付きのワゴンを押している風香《フー》ちゃんが楽屋に入った。

ワゴンには、黒の象印マホービンのランチジャーとお茶をいれる道具が載っていた。

風香《フー》ちゃんは、ゆかさんにお声がけした。

「お夕飯が出来上がりました…ただいまよりおくばりいたします。」
「お願いね。」

このあと、風香《フー》ちゃんは、みなさまがいただく夕飯が入っているランチジャーを配った。

ゆかさんは、メンバーたちに対してお声がけした。

「みなさま〜、晩ごはんにしましょうね。」
「あっ、はい。」

イワマツグループのA班のメンバーたち19人は、ランチジャーのフタをあけたあと中に入っていた3つの入れ物を取り出した。

一番上の入れ物に入っているおかずは、だし巻き・ウインナー・ほうれん草のナムル・チャプチェ・きんぴら・ひじき・蒸し野菜・たくあんが盛られていた。

真ん中の入れ物にあたたかい白ごはん…

一番下の入れ物には、とうふとわかめと油揚げの麦みそのみそ汁…

…がそれぞれ入っていた。

ゆかさんは、白ごはんの上にみそ汁をかけたあとごはんを食べ始めた。

風香《フー》ちゃんは、A班のメンバーたちが食後にいただくお茶をいれる支度を始めた。

風香《フー》ちゃんは、お茶をいれる支度が終わったあと夕食をとる予定である。

時は、深夜11時20分頃であった。

テレビ局の番組スタッフさんたち5人が楽屋にやって来た。

私は、番組スタッフさんたち5人と一緒に収録が行われるスタジオへ移動した。

深夜11時30分頃にスタジオ入り…

深夜11時40分頃に7人の番組出演者たちとあいさつを交わしたあと、所定の席についた。

収録開始5分前に司会を務める男性アナウンサーと女性アシスタントさんがスタジオ入りした。

そして5月5日の午前0時に大量収録が予定どおりに開始された。
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